外用合成副腎皮質ホルモン[2]剤
ステロイドの外用剤で、皮膚血管収縮作用・抗炎症作用により、皮膚の炎症を抑え、赤み、はれ、かゆみなどの症状を改善します。通常、湿疹・皮膚炎群、乾癬、掌蹠膿疱症[4]、痒疹群、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、アミロイド[5]苔癬、扁平紅色苔癬、乾癬の治療に用いられます。
通常、1日1~3回適量を患部に塗ります。必ず指示された使用方法に従ってください。眼科用として使用しないでください。間違って眼に入った場合は水で洗い流し、それでも何かおかしい時は、眼科医の診断を受けてください。おむつのあたる所に塗っているときは、密封状態になるおむつやパンツの使用を避けてください。
塗り忘れた場合は気がついたときに、塗ってください。ただし、次の通常塗る時間に近いときには、忘れた分を抜き、次回より指示通り塗ってください。2回分を一度に塗ってはいけません。誤って多く塗った場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で塗るのを止めないでください。
主な副作用として、ざ瘡、皮疹増悪、皮膚の刺激感、皮膚乾燥、発疹などが報告されています。
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