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タイケルブ錠 :: 医療 Wiki

illness:タイケルブ錠

ページ内コンテンツ
  • ラパチニブトシル酸塩水和物(Lapatinib tosilate hydrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ラパチニブトシル酸塩水和物(Lapatinib tosilate hydrate) anchor.png[1]

抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤

  • タイケルブ錠 (製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

がん細胞の増殖に関係するHER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)と呼ばれるたんぱく質の働きを選択的に抑えることにより、HER2が多く発現している(過剰発現)乳がん[3]細胞の増殖を抑えます。 通常、HER2過剰発現が確認された手術不能または再発乳がん[3]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

ゼローダ錠300(一般名:カペシタビン)との併用において、通常、成人は1回5錠(ラパチニブとして1,250mg)を1日1回、食事の1時間以上前または食後1時間以降に服用しますが、状態により適宜減量されます。カペシタビンは決められた錠数を1日2回、朝夕の食後30分以内に服用してください。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、その日は服用せず、次の日から服用してください。絶対に2回分を一度に服用しないでください。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、下痢、手足症候群(手足の赤み、腫れ、ひび割れ、痛みなど)、吐き気、発疹、嘔吐、疲労、粘膜の炎症、口内炎、食欲不振などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[6]

  • 肝機能障害
    全身倦怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる
  • 間質性肺疾患
    息切れ・呼吸困難、咳、発熱
  • 心障害(左室駆出率低下、心不全など)
    動悸、息切れ、むくみ
  • 下痢
    泥状または水様の便、脱水症状(過呼吸、手指の震え)
  • QT間隔延長
    胸痛、動悸、胸部不快感

Last-modified: 2012-12-01 (土) 20:58:19 (JST) (4170d) by seriza