アレルギー性疾患治療剤
アレルギー症状の原因となる物質(ヒスタミン[3]など)の体内での産生や放出を抑え、また、このような物質のはたらきを妨げることによりアレルギー症状を消失もしくは和らげます。通常、小児の気管支喘息、アトピー性皮膚炎[4]、蕁麻疹、痒疹の治療に用いられます。しかし、既に起こっている喘息発作を速やかに軽減する薬ではありません。
通常、小児は1回体重あたり0.025g/kg(主成分として0.5mg/kg)を、飲む時に水にまぜて、1日2回朝と就寝前に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1回の最高用量は0.0375g/kgあたり(0.75mg/kg)が限度とされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
朝の分を飲み忘れた場合は、思い出したときに(それが昼頃までであれば)すぐに飲んでください。それ以降は次回より飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、眠気、下痢、発疹、浮腫、女性化乳房、硬直、眼球偏位、後屈頸(首のねじれ)、攣縮、振戦(手足の震え)などが報告されています。
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