ロイコトリエン受容体拮抗薬 気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療薬
ロイコトリエンの作用を抑えることにより、気管支の収縮を抑制します。気管支喘息に伴う咳や喘鳴、息苦しさなどの症状を起こりにくくします。また、鼻腔通気抵抗などを抑制し、アレルギー性鼻炎に伴う鼻づまり、鼻水、くしゃみなどの症状を改善します。
通常、気管支喘息やアレルギー性鼻炎の治療に用いられます。気管支喘息については、既に起こっている発作を止める薬ではなく、発作を予防する薬です。発作を止めるには他の薬を使ってください。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時、すぐに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には飲まないで、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用 | 1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
肝臓 | - | 肝機能異常、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇 | - | - |
精神神経系 | - | 頭痛、傾眠 | 情緒不安、不眠、幻覚、めまい、感覚異常(しびれ等) | 異夢、易刺激性、痙攣、激越、振戦、夢遊症、失見当識、集中力低下、記憶障害、せん妄 |
呼吸器・胸郭および縦隔障害 | - | - | - | 肺好酸球増多症 |
消化器 | - | 下痢、腹痛、胃不快感、嘔気 | 胸やけ、嘔吐、便秘、口内炎 | 消化不良 |
過敏症 | - | 皮疹、そう痒 | 蕁麻疹 | 肝臓の好酸球浸潤 |
内分泌 | - | - | - | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | - | 筋痙攣を含む筋痛、関節痛- | - |
その他 | - | 口渇、尿潜血 | 血尿、尿糖、浮腫、倦怠感、白血球数増加、尿蛋白、トリグリセリド上昇、出血傾向 (鼻出血、紫斑等)、動悸、頻尿、発熱、脱毛 | 挫傷、脱力、疲労、遺尿 |