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シアリス錠 :: 医療 Wiki

illness:シアリス錠

ページ内コンテンツ
  • タダラフィル(Tadalafil)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

タダラフィル(Tadalafil) anchor.png[1]

勃起不全治療剤

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作用と効果 anchor.png[4]

PDE5という酵素を阻害することにより海綿体のcGMPを増加させます。その結果、平滑筋が弛緩し、陰茎組織への血流が増加して勃起が生じます。なお、性的刺激がなければ勃起は生じません。
通常、勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない状態)の治療に用いられます。この薬は、催淫剤または性欲増進剤ではありません。また、性行為感染症を防ぐ効果はありません。

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用法・用量 anchor.png[5]

  • 通常
    通常、成人は1日1回主成分として10mgを性行為の約1時間前に服用しますが、十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された場合には1回20mgに増量されることがあります。服用間隔は24時間以上あけてください。
  • 軽度または中等度の肝障害がある場合
    通常、成人は1日1回主成分として10mgを性行為の約1時間前に服用しますが、この量を超えて飲まないでください。服用間隔は24時間以上あけてください。
  • 中等度の腎障害がある場合
    通常、成人は1日1回主成分として5mgから開始され、性行為の約1時間前に服用します。服用間隔は24時間以上あけてください。最高1錠(10mg)に増量されることがありますが、この量を超えて飲まないことと、服用間隔は48時間以上あけてください。
  • 重度の腎障害がある場合
    通常、成人は1日1回主成分として5mgを性行為の約1時間前に服用しますが、この量を超えて飲まないでください。服用間隔は24時間以上あけてください。

この薬は1錠中に主成分20mgを含有します。いずれも必ず指示された服用方法に従ってください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛、鼻閉、四肢痛などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 過敏症
    発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群
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その他の副作用 anchor.png[8]

副作用1%以上0.2〜1%未満0.2%未満頻度不明
肝臓-肝機能異常(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP[9]上昇を含む)ALP上昇-
腎臓--腎機能障害、尿酸値上昇-
泌尿器--排尿困難、勃起増強、意図しない勃起持続勃起症、勃起の延長
精神神経系頭痛めまい、睡眠障害[10]錯感覚、傾眠、不安脳卒中、感覚鈍麻、片頭痛[11]
感覚器-霧視、眼の充血、眼の異常感耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎眼瞼腫脹、色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動脈閉塞
循環器 心臓潮紅動悸、ほてり血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症[12]、頻脈、高血圧[13]、低血圧心筋梗塞[14]、心臓突然死、失神、起立性低血圧
呼吸器鼻閉鼻炎、副鼻腔うっ血呼吸困難、喀血鼻出血、咽頭炎
消化器消化不良上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、下痢、口内乾燥、胃炎、嘔吐、腹痛、胃(胸部)不快感便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害食道炎
皮膚・皮下組織系--紅斑、多汗、爪囲炎そう痒症
筋骨格系及び結合組織障害背部痛、筋痛、四肢痛関節痛、筋痙攣(筋収縮)、筋骨格痛筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛-
その他-疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇-

Last-modified: 2019-03-19 (火) 15:47:03 (JST) (1874d) by kondo