副作用
主な副作用として、便秘、眠気、口内乾燥、しびれ、発疹・皮疹などが報告されています。また、骨髄機能抑制も報告されており、高熱、寒気、のどの痛みなどがあらわれる場合があります。
重大な副作用
- 催奇形性(サリドマイド胎芽病)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
- 深部静脈血栓症・肺塞栓症
急激な片側下肢(まれに上肢)の腫れ・痛み・しびれ、胸痛、発熱
- 脳梗塞
突然認める片側の手足や顔の麻痺、しびれ、意識障害
- 末梢神経障害
不可逆性の末梢神経障害があらわれることがある。手足のしびれ、うずき、痛み、灼熱感等の症状が起こることがある。
骨髄機能抑制
好中球減少、白血球減少、赤血球減少(貧血)、血小板減少等があらわれることがある。
- 感染症
咳、痰、息切れ、からだがだるい、発熱、嘔吐
- 間質性肺炎
発熱、から咳、呼吸困難
- 消化管穿孔、腸閉塞、イレウス
下血・吐血、腹痛、嘔気・嘔吐
- 虚血性心疾患、冠攣縮
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(TEN)
発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の異常が起こることがある。
- 嗜眠状態、傾眠、鎮静
- 痙攣
間代性痙攣、緊張性痙攣等の発作があらわれることがある。
- 起立性低血圧
めまい等の症状が起こることがある。
- 心不全・不整脈不整脈
心停止、洞停止、失神、徐脈(洞性徐脈)等の不整脈、心不全(うっ血性心不全)等があらわれることがある。
息切れ・むくみ、動悸、胸部不快感
- 甲状腺機能低下症
- 腫瘍崩壊症候群
- 肝機能障害
AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。