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コパキソン皮下注 :: 医療 Wiki

illness:コパキソン皮下注

ページ内コンテンツ
  • グラチラマー酢酸塩(Glatiramer acetate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

グラチラマー酢酸塩(Glatiramer acetate) anchor.png[1]

多発性硬化症[2]治療剤

  • コパキソン皮下注20mgシリンジ (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

免疫を調整し、抗炎症性サイトカイン[4]を分泌するT細胞への分化を誘導することで、中枢神経における炎症を抑制すると考えられています。
通常、多発性硬化症[2]の再発予防に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は1回1シリンジ(主成分として20mg)を1日1回皮下に注射します。必ず指示された注射方法に従ってください。

  • 担当の医師により適用が妥当と判断された場合には、自己投与(自己注射)を行うことができます。
  • 注射部位は毎回場所を変えて注射してください。
  • 原則として同一部位へは7日間あけて注射してください。
  • 皮膚が敏感な部位や、傷や発疹があったり、赤くなったり、硬くなっている部位には、注射しないでください。
  • 注射の際には、専用のプレフィルドシリンジ用注入補助器を使用してください。また、使用にあたっては添付の使用説明書を必ず読んでください。
  • 注射し忘れた場合は気づいた時点ですみやかに注射するようにしてください。また、その次の注射は24時間後に行うようにしてください。
  • 絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。
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生活上の注意 anchor.png[6]

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、注射部位反応(紅斑、痛み、しこりができる、かゆみ、腫れ、むくみ)、注射直後反応(動悸、呼吸困難、胸痛)、発熱、倦怠感、不規則月経、蕁麻疹、発疹、痛み、吐き気、不安、多汗症[8]などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[9]

  • 注射直後反応
    胸部または顔面の紅潮、胸痛、呼吸困難、動悸、頻脈
  • 注射部位壊死
    注射した部位のびらん、潰瘍形成
  • 過敏性反応
    呼吸困難、気管支痙攣、発疹、蕁麻疹、失神

Last-modified: 2015-12-02 (水) 12:01:44 (JST) (3076d) by seriza