- ドルゾラミド塩酸塩(Dorzolamide hydrochloride)チモロールマレイン酸塩(Timolol maleate)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 生活上の注意
- 副作用
- ジェネリック医薬品
ドルゾラミド塩酸塩(Dorzolamide hydrochloride)チモロールマレイン酸塩(Timolol maleate) [1]
炭酸脱水酵素阻害剤 β-遮断剤配合剤 緑内障[2]・高眼圧症治療剤
- コソプトミニ配合点眼液 (製薬会社:参天製薬株式会社)
炭酸脱水酵素を阻害する作用とβ受容体を遮断する作用の2つの作用によって房水の産生を減らすことにより、眼圧を下げます。
通常、緑内障[2]、高眼圧症の治療に用いられます。
通常、1回1滴を1日2回点眼します。
必ず指示された使用方法に従ってください。
- まず手をせっけんと流水でよく洗います。
- 次に容器の先端をねじって取り外し、点眼する前に1滴捨ててください。
- 下まぶたを下にひき、容器の先がまぶたの縁やまつげに触れないように点眼します。
- 点眼後はまぶたを閉じ、1~5分間目がしらを指先でおさえてください。
- あふれた液は、すぐにぬらしたガーゼやティッシュで拭き取ってください。
- 点眼後、一度容器の先端を取り外したものは、薬液が残っていてもあとで点眼せず、必ず捨ててください。
- 他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
- 点眼し忘れた場合は、気がついたとき、すぐに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合には点眼せず、次の通常の時間に1回分を点眼してください。
- 2回分を一度に点眼してはいけません。
- 誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。
主な副作用として、眼刺激症状、角膜炎(眼痛、見えにくい、眼の異物感)、結膜充血、霧視(かすむ)、頭痛などが報告されています。
- 眼類天疱瘡
眼の異物感、眼痛、結膜充血
- 気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全
息切れ、息苦しい、喘鳴(ヒューヒュー音)
- 心ブロック、うっ血性心不全、脳虚血、心停止、脳血管障害
呼吸困難、意識消失、立ちくらみ
- 全身性エリテマトーデス[8]
発熱、顔の紅斑、全身倦怠感
- 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
発熱、粘膜の発赤・びらん、紅斑