β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗生物質製剤
細菌の細胞壁の合成を阻害することにより、細菌の増殖を抑制します。また、一部の細菌は薬を分解する酵素を産生しますが、この酵素を阻害する成分も含んでいます。
通常、中耳炎、皮膚感染症、耳鼻咽喉科感染症、泌尿器感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
通常、小児は1日量96.4mg(力価)/kgを、2回にわけて12時間ごとに食直前に服用します。
分包製剤の場合は、症状に応じて適宜投与量が決められます。必ず指示された服用方法に従ってください。
ボトル製剤は、服用のたびによく振り混ぜてください。
分包製剤は、水に混ぜて服用してください。
飲み忘れた場合はすぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間から飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、下痢・軟便、湿疹・発疹、嘔吐、おむつかぶれなどの接触性皮膚炎、モニリア症などが報告されています。
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