複合抗生物質製剤
薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。
細菌の細胞壁の合成を阻害することにより、細菌の増殖を抑制する抗生物質です。また、一部の細菌は薬を分解する酵素(βラクタマーゼ)を産生しますが、この酵素を阻害する成分も含んでいます。通常、細菌による各種感染症の治療に用いられます。
通常、成人は1回2錠を1日3〜4回、6〜8時間ごとに服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
主な副作用として、下痢・軟便・嘔吐、蕁麻疹・発疹、浮腫、頭痛などが報告されています。