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オルミエント錠 :: 医療 Wiki

illness:オルミエント錠

ページ内コンテンツ
  • バリシチニブ
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

バリシチニブ anchor.png[1]

ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤

  • オルミエント錠 (製薬会社:製造販売元 日本イーライリリー株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

  • SARS-CoV-2による肺炎[5](ただし、酸素吸入を要する患者に限る)
  • 円形脱毛症(ただし、脱毛部位が広範囲に及ぶ難治の場合に限る)
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用法・用量 anchor.png[6]

  • アトピー性皮膚炎[4](小児)、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎
    通常、2歳以上の患者には体重に応じバリシチニブとして以下の投与量を1日1回経口投与する。
    • 30kg以上:通常、4mgとし、患者の状態に応じて2mgに減量すること。
    • 30kg未満:通常、2mgとし、患者の状態に応じて1mgに減量すること。
  • SARS-CoV-2による肺炎[5]
    通常、成人にはレムデシビル[7]との併用においてバリシチニブとして4mgを1日1回経口投与する。なお、総投与期間は14日間までとする。
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生活上の注意 anchor.png[8]

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副作用 anchor.png[9]

上気道感染、帯状疱疹[10] 等
LDLコレステロール上昇 等

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重大な副作用 anchor.png[11]

  • 感染症
    帯状疱疹[10]肺炎[5]、ニューモシスティス肺炎[5]敗血症[12]、結核 等の重篤な感染症(日和見感染症を含む)があらわれ、致死的な経過をたどることがある。
  • 消化管穿孔
  • 好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少
  • 肝機能障害、黄疸
    AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)があらわれることがある。
  • 間質性肺炎[13]
    発熱、咳嗽、呼吸困難 等
  • 静脈血栓塞栓症[14]
    肺塞栓症及び深部静脈血栓症があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[15]

副作用10%以上1~10%未満0.1~1%未満頻度不明
精神神経系-頭痛--
消化器-悪心、腹痛--
皮膚・皮下組織系-ざ瘡-発疹、顔面腫脹、蕁麻疹
感染症-上気道感染(鼻炎、上咽頭炎、副鼻腔炎、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、口腔咽頭痛、咽頭炎、咽頭扁桃炎、扁桃炎、喉頭炎、喉頭蓋炎、気管炎を含む)、帯状疱疹[10]、単純ヘルペス(ヘルペス性状湿疹、性器ヘルペス、カポジ水痘様発疹、眼部単純ヘルペス、口腔ヘルペスを含む)、尿路感染--
その他--体重増加-
臨床検査LDLコレステロール上昇ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、血小板増加症、トリグリセリド上昇CK(CPK)上昇-

Last-modified: 2024-04-23 (火) 19:50:13 (JST) (6d) by kondo