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エストラジオール :: 医療 Wiki

illness:エストラジオール

ページ内コンテンツ
  • エストラジオール
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

エストラジオール anchor.png[1]

エストラジオールは女性ホルモンの代表といえる エストロゲン[2](卵胞ホルモン)の一種です。エストロゲン[2]は皮下脂肪をつけて女性らしい体をつくったり、卵胞を発育させて排卵を起こさせたり、子宮内膜を増殖させるなど、女性の性周期をつくるのに重要な働きをしています。エストロゲン[2]は、解明されているだけで20種類以上ありますが、その中心的な役割をもつのがエストラジオールです。

  • 基準値
    • 卵胞期前期 血中 11~82pg/ml 尿中 3.6~11.0μg/日 
    • 卵胞期後期 血中 52~230pg/ml 尿中 3.5~11.0μg/日
    • 排卵期 血中 120~390pg/ml 尿中 11.0~29.0μg/日
    • 黄体期 血中 9~230pg/ml 尿中 7.0~26.0μg/日
    • 男性 血中 20~59pg/ml 尿中 0.2~2.1μg/日
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何がわかるのか anchor.png[3]

卵巣の働き、特に卵胞の発育状態がわかります。妊娠中であれば胎盤の機能がわかります。思春期や閉経期の自律神経失調症[4]や更年期障害の診断にも使われますし、不妊治療の治療効果の判定や排卵日の推定にも利用されます。

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どのような検査か anchor.png[5]

主に血液を採取して調べますが、尿を採取して調べることもあります。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[6]

採血の時は特に注意はありませんが、尿をとるときには、尿道口を清拭したあと、最初と最後の尿を避けて中間尿をとります。

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検査結果の判定 anchor.png[7]

異常に高値を示すときは、エストロゲン[2]を過剰につくりだす病気[8](腫瘍やホルモンの異常)が考えられます。低値のときは卵巣の発育や働きの異常、胎盤の機能低下が疑われます。

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異常な場合に疑われる病気[8] anchor.png[9]


Last-modified: 2013-06-03 (月) 14:50:16 (JST) (3984d) by seriza