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エクメット配合錠 :: 医療 Wiki

illness:エクメット配合錠

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  • ビルダグリプチン(Vildagliptin) メトホルミン塩酸塩(Metformin Hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用

ビルダグリプチン(Vildagliptin) メトホルミン塩酸塩(Metformin Hydrochloride) anchor.png[1]

選択的DPP-4阻害薬 ビグアナイド系薬配合剤・2型糖尿病[2]治療薬

  • エクメット配合錠LD (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
  • エクメット配合錠HD (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

血糖[4]値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素を阻害し、血糖[4]値に応じてインスリンの分泌を促進します。また、肝臓で糖をつくるのを抑制したり、筋肉での糖の利用を促進したりします。これらの作用により、血糖[4]コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病[2]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は1回1錠を1日2回朝、夕に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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生活上の注意 anchor.png[6]

指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。アルコールを飲みすぎたり脱水症状になると乳酸アシドーシスを起こしやすくなりますので、注意してください。

血糖[4]症状を起こすおそれがありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。低血糖[4]症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。

α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖[4]症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、便秘、下痢、吐き気などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[8]

  • 乳酸アシドーシス
    吐き気・嘔吐などの胃腸症状、倦怠感、筋肉痛
  • 肝炎、肝機能障害、黄疸
    全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、食欲不振
  • 血管浮腫
    まぶた・唇・舌の腫れ、息苦しい、蕁麻疹
  • 血糖[4]
    ふらつき、脱力感、冷汗
  • 横紋筋融解症[9]
    筋肉の痛み、脱力感、赤褐色の尿
  • 急性膵炎
    激しい上腹部の痛み、腰背部の痛み、嘔吐
  • 腸閉塞
    腹部膨満感、持続する腹痛、嘔吐
  • 間質性肺炎[10]
    から咳、呼吸困難、発熱

Last-modified: 2019-03-12 (火) 10:40:41 (JST) (1882d) by kondo