パーキンソン病[2]治療剤
脳内の神経伝達物質であるドパミンの受容体に作用することにより、パーキンソン病[2]の症状である、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢の障害などの症状を改善します。
通常、他の抗パーキンソン病[2]薬の頻回投与や増量などを行っても十分に効果が得られない場合の、パーキンソン病[2]におけるオフ症状(薬が切れて調子が悪い状態)の改善に用いられます。
通常、オフ症状があるときに専用の注入器を用いて皮下に注射します。成人はアポモルヒネ塩酸塩として1回1mgから始め、その後経過を観察しながら1回量として1mgずつ増量し、維持量(1回量1~6mg)を定めます。症状により適宜増減されますが、1回量としての最大量は6mgです。
必ず指示された使用方法に従ってください。
前兆のない突発的睡眠や傾眠(眠気でぼんやりする)が現れることがありますので、自動車の運転や機械の操作、高所での作業など危険を伴う作業はしないでください。
主な副作用として、傾眠、吐き気、あくび、注射部位の変化(しこり、血腫、かゆみ)、ジスキネジー(口の周囲の持続的な不随意運動)、幻視(実際にないものが見える)、感覚の異常、不眠症などが報告されています。
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