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アデムパス錠 :: 医療 Wiki

illness:アデムパス錠

ページ内コンテンツ
  • リオシグアト(Riociguat)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

リオシグアト(Riociguat) anchor.png[1]

可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤

  • アデムパス錠 (製薬会社:バイエル薬品株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

血管内皮細胞[3]に存在する可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)を刺激し、細胞内環状グアノシン一リン酸(cGMP)の生成を促進して、血管を弛緩させることにより肺動脈圧を低下させます。
通常、慢性血栓塞栓性肺高血圧症[4]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[6]

通常、成人は主成分として1回1.0mgを1日3回服用から開始します。医師が症状を確認しながら適宜調節し、至適用量(1回0.5~2.5mg)を決定します。増量の場合は2週間間隔で1回用量を0.5mgずつ増量されますが、最高用量は1回2.5mg1日3回までとされています。
減量の場合は1回用量を0.5mgずつ減量されます。医師が至適用量を決定した後は、その用量を維持します。

用量維持期においても、最高用量は1回2.5mg1日3回までとされています。
低血圧症状を示すなど、忍容性がない場合には1回用量を0.5mgずつ減量されます。本剤は1錠中に主成分0.5mgを含有します。
必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、決して2回分を一度に飲まないでください。次の飲む時間までに6時間以上ある場合には、すぐに1回分を飲んでください。6時間未満の場合には1回分をとばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。
3日間以上飲み忘れた場合には、飲む量の再調節が必要となりますので、使用再開について医師に相談してください。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、めまい、頭痛、消化不良、潮紅(ほてり)、吐き気、下痢、貧血[8]などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[9]

  • 喀血、肺出血
    口から血を吐く
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その他の副作用 anchor.png[10]

副作用10%以上1~10%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害-貧血[8]--
精神神経系頭痛,浮動性めまい---
感覚器-鼻閉鼻出血-
循環器・心臓-低血圧,動悸,潮紅,失神--
呼吸器・胸郭および縦隔障害-呼吸困難--
消化器消化不良悪心,胃・腹部痛,下痢,嘔吐,胃食道逆流,便秘,嚥下障害,胃炎,腹部膨満-胃腸炎
その他-末梢性浮腫,疲労,顔面浮腫--

Last-modified: 2019-04-10 (水) 13:39:01 (JST) (1848d) by kondo