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ミノマイシン錠 のバックアップ差分(No.2) :: 医療 Wiki

illness:ミノマイシン錠 のバックアップ差分(No.2)

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1: 2012-01-25 (水) 15:36:58 seria[6] ソース[7] 2: 2016-04-10 (日) 17:24:19 seriza[6] ソース[8]
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テトラサイクリン系の抗生物質で、細菌が増殖するために必要な蛋白質の合成を阻害することによって抗菌作用を示します。通常、皮膚科、呼吸器、耳鼻科、泌尿生殖器、歯科領域など広い範囲の感染症の治療に使用されます。 テトラサイクリン系の抗生物質で、細菌が増殖するために必要な蛋白質の合成を阻害することによって抗菌作用を示します。通常、皮膚科、呼吸器、耳鼻科、泌尿生殖器、歯科領域など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
 +***適応菌種 [#f5917f4d]
 +ミノサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、
 +シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、
 +緑膿菌、梅毒トレポネーマ、リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ)、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)
 +
 +***適応症 [#mec2b8f6]
 +表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、
 +乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、
 +膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、淋菌感染症、梅毒、腹膜炎、感染性腸炎、外陰炎、細菌性腟炎、子宮内感染、
 +涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、
 +歯周組織炎、歯冠周囲炎、上顎洞炎、顎炎、炭疽、つつが虫病、オウム病
 +
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 +***使用上の注意 [#ze97275d]
 +
 +
 +-胎児に一過性の骨発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こすことがある。
 +また、動物実験(ラット)で胎児毒性が認められているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
 +-小児(特に歯牙形成期にある8歳未満の小児)に投与した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、また、一過性の骨発育不全を起こすことがあるので、他の薬剤が使用できないか、無効の場合にのみ適用を考慮する。
**用法・用量 [#ra5d665a] **用法・用量 [#ra5d665a]
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