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パキシル錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:パキシル錠のソース

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*パロキセチン塩酸塩水和物(Paroxetine hydrochloride hydrate) [#j5d2b179]
''選択的セロトニン再取り込み阻害剤''
-パキシル錠 (製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社)

**作用と効果 [#e0c4f0c8]
脳内の伝達物質(セロトニン)に作用し、抗うつ作用や抗不安作用を示し、憂うつな気持ち、不安、いらいら感、やる気がなくなる、食欲不振、不眠、突然激しい不安、強迫観念、人前での過度な不安や緊張などの症状を改善します。通常、うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。


**用法・用量 [#n77f4f44]
-うつ病・うつ状態
通常、成人はパロキセチンとして1回20〜40mgを1日1回夕食後に服用します。1回10〜20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。
-パニック障害
通常、成人はパロキセチンとして1回30mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減されます。
-強迫性障害
通常、成人はパロキセチンとして1回40mgを1日1回夕食後に服用します。1回20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減されます。
-社会不安障害
通常、成人はパロキセチンとして1回20mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。

本剤は1錠中にパロキセチンとして5mgを含有します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。効果が現れるのに通常2週間前後かかります。効果が現れても服用を続ける必要があります。

**副作用 [#fd887dc7]
主な副作用として、吐き気、眠気、口渇、めまい、便秘、頭痛、食欲不振などが報告されています。

***稀な副作用 [#o79b319d]
-セロトニン症候群
不安、興奮、手足の震え
-悪性症候群
筋肉のこわばり、発汗、急激な発熱
-錯乱、幻覚、せん妄、痙攣
考えがまとまらない、現実には存在しない物が見える、意識がうすれる
-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
全身倦怠感、意識の低下、けいれん
-肝機能障害
全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜が黄色くなる


//**ジェネリック医薬品
//- (製薬会社:)

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