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パキシル錠 のバックアップ差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:パキシル錠 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2012-03-20 (火) 21:32:48 seriza[5] ソース[6]
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 +*パロキセチン塩酸塩水和物(Paroxetine hydrochloride hydrate) [#j5d2b179]
 +''選択的セロトニン再取り込み阻害剤''
 +-パキシル錠 (製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社)
 +**作用と効果 [#e0c4f0c8]
 +脳内の伝達物質(セロトニン)に作用し、抗うつ作用や抗不安作用を示し、憂うつな気持ち、不安、いらいら感、やる気がなくなる、食欲不振、不眠、突然激しい不安、強迫観念、人前での過度な不安や緊張などの症状を改善します。通常、うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。
 +
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 +**用法・用量 [#n77f4f44]
 +-うつ病・うつ状態
 +通常、成人はパロキセチンとして1回20〜40mgを1日1回夕食後に服用します。1回10〜20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 +-パニック障害
 +通常、成人はパロキセチンとして1回30mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 +-強迫性障害
 +通常、成人はパロキセチンとして1回40mgを1日1回夕食後に服用します。1回20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 +-社会不安障害
 +通常、成人はパロキセチンとして1回20mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 +
 +本剤は1錠中にパロキセチンとして5mgを含有します。
 +いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。効果が現れるのに通常2週間前後かかります。効果が現れても服用を続ける必要があります。
 +
 +飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近いときは1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。突然服用をやめたり、薬の量を減らすと、めまい、吐き気、発汗などで我慢できない症状が現れることがあるので、絶対に避けてください。
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 +**副作用 [#fd887dc7]
 +主な副作用として、吐き気、眠気、口渇、めまい、便秘、頭痛、食欲不振などが報告されています。
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 +***稀な副作用 [#o79b319d]
 +-セロトニン症候群
 +不安、興奮、手足の震え
 +-悪性症候群
 +筋肉のこわばり、発汗、急激な発熱
 +-錯乱、幻覚、せん妄、痙攣
 +考えがまとまらない、現実には存在しない物が見える、意識がうすれる
 +-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
 +全身倦怠感、意識の低下、けいれん
 +-肝機能障害
 +全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜が黄色くなる
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 +**ジェネリック医薬品 [#j5236025]
 +- (製薬会社:)
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