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バクタ配合錠 のバックアップの現在との差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:バクタ配合錠 のバックアップの現在との差分(No.1)

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1: 2011-12-05 (月) 18:00:56 seria[5] ソース[6] 現: 2019-02-09 (土) 22:34:15 kondo[7] ソース[8]
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''合成抗菌剤'' ''合成抗菌剤''
-バクタ配合錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社) -バクタ配合錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
 +-バクタ配合顆粒 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
**作用と効果 [#a6d0595e] **作用と効果 [#a6d0595e]
-微生物体内における葉酸の生合成を阻害する成分と、葉酸の活性化を阻害する成分の2つの有効成分が配合された、ST合剤と呼ばれる抗菌剤です。通常、他剤が無効または使用できない場合の呼吸器感染症、尿路感染症、腸炎、腸チフスなどの治療に使用されます。+微生物体内における葉酸の生合成を阻害する成分と、葉酸の活性化を阻害する成分の2つの有効成分が配合された、ST合剤と呼ばれる抗菌剤です。 
 +通常、他剤が無効または使用できない場合の呼吸器感染症、尿路感染症、腸炎、腸チフスなどの治療に使用されます。 
 +-葉酸 
 +葉酸(folate)は、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。
**用法・用量 [#zb60adaf] **用法・用量 [#zb60adaf]
-通常、成人は1回2錠を1日2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 +-一般感染症 
-飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。+通常、成人は1回2錠を1日2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢や症状により適宜増減されます。 
 +-ニューモシスチス肺炎の治療 
 +通常、成人は1日量として9~12錠を1日3~4回に分けて服用します。小児はトリメトプリムとして体重1kgあたり1日量15~20mgを3~4回に分けて服用します。年齢や症状により適宜増減されます。 
 +-ニューモシスチス肺炎の発症抑制 
 +通常、成人は1回1~2錠を1日1回、連日または週3日服用します。小児はトリメトプリムとして体重1kgあたり1回2~4mgを1日2回、連日または週3日服用します。
 +本剤は1錠中にトリメトプリム80mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +**生活上の注意 [#p76465c2]
 +
 +授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を避けてください。
**副作用 [#h8ad1d5c] **副作用 [#h8ad1d5c]
主な副作用として、発疹、そう痒感、水疱、光線過敏症、頭痛、めまい・ふらふら感、しびれ感、震え、脱力・倦怠感、うとうと状態、血便などが報告されています。 主な副作用として、発疹、そう痒感、水疱、光線過敏症、頭痛、めまい・ふらふら感、しびれ感、震え、脱力・倦怠感、うとうと状態、血便などが報告されています。
-***稀な副作用 [#b94f36a7]+***重大な副作用 [#ka5ad718]
-再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症 -再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症
動悸、息切れ、ふらつき、発熱、のどの痛み、出血しやすい 動悸、息切れ、ふらつき、発熱、のどの痛み、出血しやすい
 +-血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
 +血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、精神神経症状、発熱、腎機能障害があらわれることがある。
 +-溶血性尿毒症症候群(HUS)
 +血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、急性腎不全があらわれることがある。
-ショック、アナフィラキシー様症状 -ショック、アナフィラキシー様症状
-気分が悪い、眼や口唇のまわりのはれ、めまい +不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、浮腫 等 
--中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群+-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ、全身の発赤 高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ、全身の発赤
 +
-薬剤性過敏症症候群 -薬剤性過敏症症候群
-発疹、発熱、リンパ節の腫れ+発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。 
-急性膵炎 -急性膵炎
吐き気、発熱、急に激しくおなかが痛む 吐き気、発熱、急に激しくおなかが痛む
 +-偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
 +腹痛、頻回の下痢
 +-重度の肝障害
 +-急性腎不全、間質性腎炎
 +-無菌性髄膜炎、末梢神経炎
 +-間質性肺炎、PIE症候群
 +発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多 等
 +-低血糖発作
 +-高カリウム血症、低ナトリウム血症
 +これらの電解質異常があらわれることがある。
 +-横紋筋融解症
 +筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
 +-
 +
 +***その他の副作用 [#s0a3bdad]
 +|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
 +|血液及びリンパ系障害|-|顆粒球減少|血小板減少|-|
 +|肝臓|-|-|黄疸、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇|-|
 +//|肝胆道系|||||
 +|腎臓|-|-|BUNの上昇、血尿等|-|
 +//|泌尿器|||||
 +//|生殖系及び乳房|||||
 +//|精神系|||||
 +|神経系||頭痛|めまい・ふらふら感、しびれ感、ふるえ、脱力・倦怠感|うとうと状態|
 +//|感覚器|||||
 +//|眼|||||
 +//|耳|||||
 +//|循環器 心臓|||||
 +//|血管|||||
 +//|呼吸器|||||
 +|消化器|-|食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、腹痛、胃不快感、舌炎、口角炎・口内炎|血便注、便秘、口渇|‐|
 +//|皮膚・皮下組織系|||||
 +|過敏症|-|発疹、そう痒感|紅斑、水疱、蕁麻疹|光線過敏症|
 +//|下垂体・副腎皮質系|||||
 +//|免疫系|||||
 +//|代謝及び栄養|||||
 +//|内分泌|||||
 +//|筋骨格系及び結合組織障害|||||
 +//|全身|||||
 +//|感染症|||||
 +//|投与部位|||||
 +//|抵抗機構|||||
 +|その他||発熱・熱感|血圧上昇・下降、動悸、胸内苦悶、発汗、顔面潮紅、浮腫、血色素尿|関節痛、筋(肉)痛、ぶどう膜炎|
 +//|臨床検査|||||
**ジェネリック医薬品 [#d1a8a7ce] **ジェネリック医薬品 [#d1a8a7ce]
-- (製薬会社:)+-ダイフェン配合錠 
 +-ダイフェン配合顆粒
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