1: 2017-04-13 (木) 16:08:34 kondo |
現: 2017-04-13 (木) 16:18:13 kondo |
| * [#s9fddda2] | | * [#s9fddda2] |
| ''免疫抑制剤'' | | ''免疫抑制剤'' |
- | -タクロリムスカプセル (製薬会社:) | + | -タクロリムスカプセル (製薬会社:ファイザー株式会社) |
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| **作用と効果 [#e138c5dc] | | **作用と効果 [#e138c5dc] |
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| -心移植の場合 | | -心移植の場合 |
- | 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.03〜0.15mg/kgを1日2回経口投与する。また、拒絶反応発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.075〜0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 | + | 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.03~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。また、拒絶反応発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.075~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 |
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| -肺移植の場合 | | -肺移植の場合 |
- | 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.05〜0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 | + | 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.05~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 |
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| -膵移植の場合 | | -膵移植の場合 |
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| -骨髄移植の場合 | | -骨髄移植の場合 |
- | 通常、移植1日前よりタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与する。移植初期にはタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。また、移植片対宿主病発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 | + | 通常、移植1日前よりタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与する。移植初期にはタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。 |
| + | また、移植片対宿主病発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 |
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| ***その他の副作用 [#a976b6b7] | | ***その他の副作用 [#a976b6b7] |
| |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| |
- | |血液及びリンパ系障害||||| | + | |血液及びリンパ系障害|-|-|-|好中球減少、貧血、血小板増多、血小板減少、白血球増多、白血球減少、リンパ球減少| |
- | |肝臓||||| | + | |肝臓|-|-|-|肝機能異常(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇)| |
| |肝胆道系||||| | | |肝胆道系||||| |
- | |腎臓||||| | + | |腎臓|-|-|-|腎障害(BUN上昇、クレアチニン上昇、クレアチニンクリアランス低下、尿蛋白)、尿量減少、血尿、多尿、頻尿、残尿感| |
| + | |膵臓|-|-|-|アミラーゼ上昇| |
| |泌尿器||||| | | |泌尿器||||| |
| |生殖系及び乳房||||| | | |生殖系及び乳房||||| |
- | |精神系||||| | + | |精神・神経系|-|-|-|振戦、運動失調、幻覚、しびれ、不眠、失見当識、せん妄、不安、頭痛、感覚異常、めまい、眼振、外転神経麻痺、四肢硬直、傾眠、意識混濁、うつ病、興奮| |
| |神経系||||| | | |神経系||||| |
| |感覚器||||| | | |感覚器||||| |
| |眼||||| | | |眼||||| |
| |耳||||| | | |耳||||| |
- | |循環器 心臓||||| | + | |循環器 心臓|-|-|-|血圧上昇、浮腫、頻脈、動悸、心電図異常、血圧低下、徐脈| |
| |血管||||| | | |血管||||| |
| |呼吸器||||| | | |呼吸器||||| |
- | |消化器||||| | + | |消化器|-|-|-|胸やけ、消化管出血、腸管運動障害、食欲不振、下痢、腹痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸炎、口内炎、悪心、嘔吐、腹部膨満感、下血| |
- | |皮膚・皮下組織系||||| | + | |皮膚・皮下組織系|-|-|-|発疹、紅斑、そう痒、脱毛| |
| |過敏症||||| | | |過敏症||||| |
| |下垂体・副腎皮質系||||| | | |下垂体・副腎皮質系||||| |
| |免疫系||||| | | |免疫系||||| |
- | |代謝及び栄養||||| | + | |代謝及び栄養|-|-|-|高カリウム血症、高尿酸血症、低マグネシウム血症、CK(CPK)上昇、アシドーシス、高コレステロール血症、高リン酸血症、低リン酸血症、高クロール血症、高カルシウム血症、低カルシウム血症、低蛋白血症、低ナトリウム血症、低カリウム血症、高トリグリセリド血症、尿糖| |
| |内分泌||||| | | |内分泌||||| |
| |筋骨格系及び結合組織障害||||| | | |筋骨格系及び結合組織障害||||| |
| |投与部位||||| | | |投与部位||||| |
| |抵抗機構||||| | | |抵抗機構||||| |
- | |その他||||| | + | |その他|-|-|-|疼痛、発赤、眼痛、多汗、口渇、冷感、胸痛、胸水、腹水、喘息、発熱、全身倦怠感、体重減少、ほてり、月経過多、咽喉頭異和感、筋肉痛、関節痛、味覚異常| |
| |臨床検査||||| | | |臨床検査||||| |
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| **ジェネリック医薬品 [#aff6d240] | | **ジェネリック医薬品 [#aff6d240] |
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