#norelated #contents *静注用レミフェンタニル塩酸塩 [#re8141d5] ''全身麻酔用鎮痛剤'' (製薬会社:ヤンセンファーマ株式会社) **作用と効果 [#p3925636] -成人 全身麻酔の導入及び維持における鎮痛 -小児 全身麻酔の維持における鎮痛 **用法・用量 [#k4d7f740] 成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。 -麻酔導入 通常、レミフェンタニルとして0.5μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0μg/kg/分とすること。 また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0μg/kgを30〜60秒かけて単回静脈内投与することができる。ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない。 -麻酔維持 通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5〜1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。 1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。 -麻酔維持 通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3μg/kg/分を超えないこと。 浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。 **生活上の注意 [#p8245c27] **副作用 [#tbec796b] -成人 主な副作用は、血圧低下、徐脈、悪心、悪寒、嘔吐等 -小児 徐脈、血圧低下、悪寒、嘔吐、激越 ***重大な副作用 [#m1eae728] -筋硬直 -換気困難 -呼吸停止、呼吸抑制 -血圧低下 -徐脈 -不全収縮、心停止 -ショック、アナフィラキシー -全身痙攣 ***その他の副作用 [#r752ba77] |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| //|血液及びリンパ系障害||||| //|内分泌||||| //|肝臓||||| |肝胆道系|肝機能異常|-|-|-| |腎臓|-|乏尿|-|-| //|泌尿器||||| //|生殖系及び乳房||||| |精神系|-|幻視、激越|-|-| |神経系|-|振戦|-|鎮静| //|感覚器||||| //|眼||||| //|耳||||| |循環器 心臓|-|結節性調律、期外収縮、房室解離、洞房ブロック|-|心室無収縮、房室ブロック| |血管|-|潮紅|-|高血圧| //|呼吸器||||| |消化器|悪心、嘔吐|腹痛、腹部膨満|-|-| |皮膚・皮下組織系||紅斑、発疹、皮膚炎|-|-| //|過敏症||||| //|下垂体・副腎皮質系||||| //|免疫系||||| //|代謝及び栄養||||| //|筋骨格系及び結合組織障害||||| |全身|悪寒|冷感|-|-| //|感染症||||| //|投与部位||||| //|抵抗機構||||| |その他|-|-|-|術後血圧上昇、創合併症| |臨床検査|-|ビリルビン増加、AST(GOT)増加、LDH増加、ALT(GPT)増加、血圧上昇、体温低下|-|-| **ジェネリック医薬品 [#y97ced2f] -レミフェンタニル静注用
(This host) = https://www.joy-mix.com