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肢端紅痛症 のバックアップ差分(No.6) :: 医療 Wiki

illness:肢端紅痛症 のバックアップ差分(No.6)

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5: 2017-08-03 (木) 13:33:50 kondo[6] ソース[7] 6: 2018-12-23 (日) 22:44:57 kondo[6] ソース[8]
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肢端紅痛症は、皮膚の細動脈が周期的に拡張し、足や手に発赤(四肢末梢の紅潮)、皮膚温の上昇(熱感)、焼けつくような痛み(灼熱痛)を起こる極めて稀な症候群です。 肢端紅痛症は、皮膚の細動脈が周期的に拡張し、足や手に発赤(四肢末梢の紅潮)、皮膚温の上昇(熱感)、焼けつくような痛み(灼熱痛)を起こる極めて稀な症候群です。
-皮膚紅痛症、先端紅痛症とも呼ばれます。+皮膚紅痛症、先端紅痛症とも呼ばれます。希少難病です。
**症状 [#bd5977a0] **症状 [#bd5977a0]
主な症状は、末梢に灼熱痛(足や手の焼けつくような痛み)、熱感と発赤を伴い数分から数時間持続します。時に、顔面・耳介・膝などにも症状が出現することもあります。 主な症状は、末梢に灼熱痛(足や手の焼けつくような痛み)、熱感と発赤を伴い数分から数時間持続します。時に、顔面・耳介・膝などにも症状が出現することもあります。
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**原因 [#z7e41144] **原因 [#z7e41144]
-先端紅痛症の多くは原因不明です。この異常は20歳を過ぎると発症する傾向があります。まれな遺伝性の先端紅痛症は、出生時や小児期に発症します。これを常染色体優性遺伝形式の家族性肢端紅痛症といいます。+先端紅痛症の多くは原因不明です。この異常は20歳を過ぎると発症する傾向があります。稀な遺伝性の先端紅痛症は、出生時や小児期に発症します。これを常染色体優性遺伝形式の家族性肢端紅痛症といいます。
頻度は少なくなりますが、この異常は降圧薬のニフェジピンやパーキンソン病の治療薬であるブロモクリプチンなどの薬の使用に関連していることもあります。また、特定の血液の疾患(骨髄増殖性疾患)、高血圧、静脈不全、糖尿病、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、硬化性苔癬、痛風、脊髄障害、多発性硬化症の人でもみられることがあります。先端紅痛症は原因となっている病気が診断される2~3年前に発症します。 頻度は少なくなりますが、この異常は降圧薬のニフェジピンやパーキンソン病の治療薬であるブロモクリプチンなどの薬の使用に関連していることもあります。また、特定の血液の疾患(骨髄増殖性疾患)、高血圧、静脈不全、糖尿病、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、硬化性苔癬、痛風、脊髄障害、多発性硬化症の人でもみられることがあります。先端紅痛症は原因となっている病気が診断される2~3年前に発症します。
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