ページへ戻る

− Links

 印刷 

ハーセプチン注射用 のバックアップソース(No.5) :: 医療 Wiki

illness:ハーセプチン注射用 のバックアップソース(No.5)

« Prev[4]  Next »[5]
#norelated
#contents
*トラスツズマブ(Trastuzumab)[#cb170a2a]
''抗HER2ヒト化モノクローナル抗体 抗悪性腫瘍剤''
-ハーセプチン注射用 (製薬会社:中外製薬株式会社)

**作用と効果 [#ded6c9fd]
HER2タンパクの働きを抑えることにより、増殖に必要な物質を取り込めないようにし、がん細胞の増殖を抑えたり死滅させると考えられています。また、正常細胞とがん細胞の区別ができず、正常細胞にも作用していた今までの抗がん剤と比べ、副作用が少ないとされています。

-HER2過剰発現が確認された乳癌

-HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌

**用法・用量 [#jcab825e]

HER2過剰発現が確認された乳癌にはA法又はB法を使用する。HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でB法を使用する。


-A法
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には4mg/kg(体重)を、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注する。

-B法
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。

なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

**生活上の注意 [#ndc87a6e]


**副作用 [#l622f536]

-HER2過剰発現が確認された転移性乳癌
主な副作用は、発熱、悪寒、悪心・嘔吐、疲労 等

-HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法
主な副作用は、悪寒、頭痛、発熱、悪心、疲労、駆出率低下、爪の障害 等

-HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌
主な副作用は、悪心、好中球減少症、嘔吐、食欲不振、疲労、下痢、手掌・足底発赤知覚不全症候群、口内炎
腎機能障害、口内炎、しゃっくり、便秘 等

***重大な副作用 [#h2daec6f]
-心障害
心不全(呼吸困難、起座呼吸、咳嗽等、S3ギャロップ、駆出率低下、末梢性浮腫 等)、心原性ショック、肺浮腫、心嚢液貯留、心筋症、心膜炎、不整脈、徐脈 等
-ショック、アナフィラキシー
低血圧、頻脈、顔面浮腫、眩暈、耳鳴、呼吸困難、喘息、喘鳴、血管浮腫、咽頭浮腫、気管支痙攣、呼吸不全、非心原性肺浮腫、胸水、低酸素症等があらわれることがある。
-間質性肺炎・肺障害
間質性肺炎、肺線維症、肺炎(アレルギー性肺炎等を含む)、急性呼吸促迫症候群 等の肺障害があらわれることがある。

-白血球の減少・感染症
発熱、寒気、震え、咳、のどの痛み、軟便、下痢、腹痛、排尿時の痛み、血尿、頻尿、残尿感、肛門痛、皮膚が赤くなる、おりものの増加・不正性器出血、陰部のかゆみ、歯肉痛、発汗
-好中球減少
-血小板の減少・出血
紫斑、内出血、歯磨きによる出血、鼻血、血便、血尿
-赤血球の減少・貧血
手足が冷たい、爪の色が白い、顔色が悪い、頭痛、耳鳴りがする、脈拍が増える、動悸がする、息切れしやすい、食欲不振、便秘、めまいがする、疲労感・倦怠感がある
-肝機能障害
肝不全、黄疸、肝炎、肝障害
白目・爪・皮膚が黄色になる、発熱、出血しやすい、歯ぐきから出血する、青あるいは紫のあざができやすい、体がだるい、疲れやすい、吐き気、食欲がない、発疹ができる、関節が痛い
-腎障害
腎不全、腎障害があらわれることがある。
-腎糸球体症
顔や手足がむくむ、体がだるい、尿量が減る、尿が赤みを帯びる、発熱、腹痛、吐き気、節々が痛む

-昏睡、脳血管障害、脳浮腫
-敗血症
寒気を伴った高熱が48時間以上続く、嘔吐、下痢になる、息苦しい、むくみが出る、呼吸が速くなる、動悸がする、めまいがする、脈が不規則になる

***その他の副作用 [#r32784e6]
****HER2過剰発現が確認された転移性乳癌 [#oc95c2e2]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):2~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):2%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|-|-|プロトロンビン減少|
|肝臓|-|-|AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加 |-|
|肝胆道系|||||
|腎臓|||||
|泌尿器|||||
|生殖系及び乳房|||||
|精神神経系|-|頭痛、めまい、味覚異常、感覚鈍麻、ニューロパチー|錯感覚、不眠症、不安、うつ病、傾眠、筋緊張亢進|運動失調、不全麻痺、しびれ(感)、思考異常|
|神経系|||||
|感覚器|||||
|眼|-|-|流涙増加、結膜炎、視力障害|-|
|耳|||||
|錐体外路症状|||||
|循環器 心臓|-|-|低血圧、頻脈、潮紅、高血圧、動悸、熱感|血管拡張|
|血管|||||
|呼吸器|-|呼吸困難、咳嗽、鼻出血|胸水、喘息|-|
|消化器|悪心・嘔吐|下痢、食欲不振、口内炎、便秘、腹痛|上腹部痛、消化不良、腸炎|-|
|皮膚・皮下組織系|-|発疹、脱毛症、爪の障害、そう痒症|紅斑、皮膚乾燥、蕁麻疹、皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、発汗、ざ瘡|-|
|過敏症|||||
|下垂体・副腎皮質系|||||
|免疫系|||||
|代謝及び栄養|||||
|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|||||
|全身|||||
|投与部位|||||
|感染症|||||
|抵抗機構|||||
|その他|発熱(31.5%)、悪寒(20.0%)、疲労(10.5%)|けん怠感、関節痛、疼痛、浮腫、背部痛、無力症、筋肉痛、胸痛、末梢性浮腫、四肢痛|上気道感染(鼻炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、副鼻腔炎等)、胸部不快感、骨痛、頚部痛、尿路感染症、難聴、感染症|-|
|臨床検査|||||

****HER2過剰発現が確認された乳癌における術後補助化学療法 [#a18c7c34]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):1%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.2~1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.2%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|||||
|肝臓|||||
|肝胆道系|||||
|腎臓|-|-|排尿困難|-|
|泌尿器|||||
|生殖系及び乳房|||||
|精神神経系|頭痛|めまい、錯感覚、振戦、嗜眠、不眠症、味覚異常、不安、うつ病、回転性眩暈|-|感覚鈍麻、ニューロパチー|
|神経系|||||
|感覚器|||||
|眼|||||
|耳|||||
|錐体外路症状|||||
|循環器 心臓|動悸|高血圧、頻脈、熱感|リンパ浮腫|ほてり、低血圧、潮紅|
|血管|||||
|呼吸器|呼吸困難|鼻漏、鼻出血|咽喉頭疼痛、咳嗽、副鼻腔炎、気管支炎|-|
|消化器|悪心、下痢、嘔吐|口内炎、腹痛、消化不良|上腹部痛、便秘、胃炎|口内乾燥、口腔内潰瘍形成、鼓腸|
|皮膚・皮下組織系|爪の障害、発疹、そう痒症|-|紅斑、ざ瘡|爪破損、皮膚乾燥、皮膚亀裂|
|過敏症|||||
|下垂体・副腎皮質系|||||
|免疫系|||||
|代謝及び栄養|||||
|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|||||
|全身|||||
|投与部位|||||
|感染症|||||
|抵抗機構|||||
|その他|無力症、悪寒、発熱、疲労、関節痛、筋肉痛、インフルエンザ様疾患、上気道感染(鼻炎、鼻咽頭炎、咽頭炎等)|末梢性浮腫、背部痛、筋痙縮、胸部不快感、粘膜の炎症、けん怠感、骨痛、胸痛、インフルエンザ|浮腫、筋骨格痛、膀胱炎、尿路感染症、丹毒|帯状疱疹、乳房痛、蜂巣炎、四肢痛、流涙増加、体重増加、冷感、疼痛、粘膜乾燥、霧視、筋骨格硬直|
|臨床検査|||||

****HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌 [#i5a06054]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):2~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):2%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|ヘモグロビン減少|-|-|
|肝臓|||||
|肝胆道系|||||
|腎臓|-|腎クレアチニン・クリアランス減少、中毒性ネフロパシー|-|-|
|泌尿器|||||
|生殖系及び乳房|||||
|精神神経系|ニューロパチー|味覚異常、浮動性めまい、不眠症、錯感覚|頭痛、嗜眠|-|
|神経系|||||
|感覚器|||||
|眼|||||
|耳|||||
|錐体外路症状|||||
|循環器 心臓|-|高血圧|動悸、潮紅、起立性低血圧|-|
|血管|||||
|呼吸器|-|しゃっくり、鼻出血|咳嗽、呼吸困難|-|
|消化器|悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、口内炎、便秘|腹痛、上腹部痛|消化不良、口内乾燥、嚥下障害|-|
|皮膚・皮下組織系|手掌・足底発赤知覚不全症候群|色素沈着障害、脱毛症、爪の障害、発疹、皮膚乾燥|そう痒症|-|
|過敏症|||||
|下垂体・副腎皮質系|||||
|免疫系|||||
|代謝及び栄養|||||
|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|||||
|全身|||||
|投与部位|||||
|感染症|||||
|抵抗機構|||||
|その他|疲労、無力症、粘膜の炎症、体重減少|発熱、悪寒、脱水、低カリウム血症、低ナトリウム血症、上気道感染、難聴、浮腫、末梢性浮腫、高クレアチニン血症、口腔カンジダ症、耳鳴、過敏症|けん怠感、低アルブミン血症、体重増加|-|
|臨床検査|||||






//**ジェネリック医薬品
-

« Prev[4]  Next »[5]