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アブラキサン点滴静注用 のバックアップソース(No.2) :: 医療 Wiki

illness:アブラキサン点滴静注用 のバックアップソース(No.2)

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#norelated
#contents
*パクリタキセル注射剤 [#zebd03f3]
''抗悪性腫瘍剤 ''
-アブラキサン点滴静注用 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)

**作用と効果 [#m8583ccf]
有効成分であるパクリタキセルは、微小管蛋白重合を促進し脱重合を防ぐことで抗腫瘍効果を発揮するタキサン系薬剤です。

**用法・用量 [#pbfff019]
乳癌、胃癌にはA法を使用し、非小細胞肺癌にはB法を使用する。
-A法
通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回260mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも20日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
-B法
通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回
投与を3週間連続し、これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

**生活上の注意 [#r807411d]


**副作用 [#pc4928c9]
-乳癌
白血球減少(64.8%)、好中球減少(56.2%)、感覚鈍麻(39.9%)、貧血(31.0%)、末梢神経障害(23.7%)、筋肉痛(14.9%)、血小板減少(13.1%)、関節痛(12.7%)

-胃癌
脱毛(94.5%)、末梢神経障害(92.7%)、白血球減少(85.5%)、好中球減少(78.2%)、関節痛(65.5%)、筋肉痛(63.6%)、発疹(54.5%)、食欲不振(52.7%)、貧血(38.2%)、リンパ球減少(38.2%)、悪心(38.2%)、ALT(GPT)上昇(36.4%)、AST(GOT)上昇(34.5%)、口内炎(32.7%)


-非小細胞肺癌
好中球減少(59.1%)、脱毛(55.8%)、貧血(48.8%)、末梢神経障害(45.5%)、血小板減少(44.7%)


***重大な副作用 [#ue760b60]
白血球減少などの骨髄抑制、末梢神経障害、麻痺、脳神経麻痺、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群、心筋梗塞、うっ血性心不全、心伝導障害、脳卒中、肺塞栓、肺水腫、血栓性静脈炎、難聴、耳鳴、消化管壊死、消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、重篤な腸炎、腸管閉塞、腸管麻痺、肝機能障害、黄疸、膵炎、急性腎不全、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、播種性血管内凝固症候群(DIC)

**ジェネリック医薬品 [#xaf137a6]
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