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タキソール注射液 のバックアップソース(No.2) :: 医療 Wiki

illness:タキソール注射液 のバックアップソース(No.2)

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#norelated
#contents
*パクリタキセル注射液 [#j0678e79]
''抗悪性腫瘍剤''
-タキソール注射液 (製薬会社:ブリストル・マイヤーズ株式会社)

**作用と効果 [#e94f553f]
胃癌、遠隔転移を有する食道がん、遠隔転移を有する頭頚部癌、血管肉腫、再発子宮頚癌、再発食道癌、再発性腺外腫瘍、再発精巣腫瘍、再発頭頚部癌、再発卵巣腫瘍、子宮体がん、進行子宮頚癌、難治性性腺外腫瘍、難治性精巣腫瘍、難治性卵巣腫瘍、乳がん、非小細胞肺がん、卵巣がん、再発胚細胞腫瘍、難治性胚細胞腫瘍

**用法・用量 [#y2b1e3a1]


**生活上の注意 [#m42909bb]


**副作用 [#tdc3fcee]
-骨髄抑制
貧血、発熱、出血しやすい、血が止まりにくい。
-感染症
かぜのような症状(からだがだるい、発熱など)や出血(鼻血、歯ぐきからの出血、あおあざ)
-過敏反応
呼吸困難、胸痛、低血圧、頻脈、徐脈、潮紅(ほてり)、血管浮腫(まぶた・唇・舌のはれ、息苦しい、じんましん)、発汗など
-低血圧、高血圧、徐脈など
めまい、ふらつき、脈が遅くなるなど
-関節の痛み、筋肉の痛みなど

-発熱することがあります。使用を開始してから6~10日後に、発熱することが多い。
-末梢神経障害
運動のまひ、感覚のまひ、手足のしびれ、手足の痛み

***重大な副作用 [#k43d90de]
-ショック,アナフィラキシー様症状
ショック(0.2%),アナフィラキシー様症状(0.3%)を起こすことがあるので観察を十分に行い,呼吸困難,胸痛,低血圧,頻脈,徐脈,潮紅,血管浮腫,発汗等の異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
-白血球減少等の骨髄抑制
白血球減少(61.4%),好中球減少(55.5%),貧血[ヘモグロビン減少(30.7%),ヘマトクリット値減少(5.0%),赤血球減少(11.2%)等],血小板減少(11.7%),汎血球減少等があらわれることがあるので,末梢血液の観察を十分に行い,異常が認められた場合には,減量,休薬等適切な処置を行うこと。また,骨髄抑制の持続により,感染症[尿路感染(2.3%),上気道感染(4.8%),敗血症(0.9%),帯状疱疹(1.0%),肺炎(1.1%)等]の併発が報告されている。
-末梢神経障害,麻痺
しびれ等の末梢神経障害(43.8%),麻痺(0.1%),片麻痺(0.1%未満),不全麻痺(頻度不明)があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には,減量,休薬等適切な処置を行うこと。
-間質性肺炎,肺線維症
間質性肺炎(0.5%),肺線維症(頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,発熱,咳嗽,呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-急性呼吸窮迫症候群
急性呼吸窮迫症候群(0.1%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,急速に進行する呼吸困難,低酸素症,両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
-心筋梗塞,うっ血性心不全,心伝導障害,肺塞栓,血栓性静脈炎,脳卒中,肺水腫
心筋梗塞(0.1%未満),うっ血性心不全(0.1%未満),心伝導障害(頻度不明),肺塞栓(0.1%),血栓性静脈炎(0.4%),脳卒中(0.1%未満),肺水腫(0.1%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止すること。
-難聴,耳鳴
難聴(0.2%),耳鳴(0.5%)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止すること。
-消化管壊死,消化管穿孔,消化管出血,消化管潰瘍
消化管壊死(頻度不明),消化管穿孔(0.1%未満),消化管出血(0.1%未満),消化管潰瘍(0.1%)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
-重篤な腸炎
出血性大腸炎(0.1%未満),偽膜性大腸炎(頻度不明),虚血性大腸炎(頻度不明)等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,激しい腹痛・下痢等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
-腸管閉塞,腸管麻痺
腸管閉塞(1.6%),腸管麻痺(0.1%)(食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘,腹痛,腹部膨満あるいは腹部弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し,麻痺性イレウスに移行することがあるので,腸管閉塞,腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止し,腸管減圧法等の適切な処置を行うこと。
-肝機能障害,黄疸
肝機能障害(4.0%),黄疸(0.1%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止すること。
-膵炎
膵炎(0.1%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,血清アミラーゼ値等に異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
-急性腎不全
急性腎不全(0.2%)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,BUN,血清クレアチニン,クレアチニン・クリアランス値等に異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
中毒性表皮壊死融解症(頻度不明),皮膚粘膜眼症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
-播種性血管内凝固症候群(DIC)
播種性血管内凝固症候群(DIC)(0.1%)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,血小板数,血清FDP値,血漿フィブリノゲン濃度等の血液検査に異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
-腫瘍崩壊症候群
腫瘍崩壊症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,血清中電解質濃度及び腎機能検査を行うなど,患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行うとともに,症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。
-白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)
白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)(頻度不明)があらわれることがあるので,歩行時のふらつき,痙攣,頭痛,視覚障害,高血圧,意識障害等が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。

**ジェネリック医薬品 [#he028896]
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