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咽頭がん のバックアップの現在との差分(No.3) :: 医療 Wiki

illness:咽頭がん のバックアップの現在との差分(No.3)

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3: 2013-11-29 (金) 18:46:14 seriza[5] ソース[6] 現: 2020-06-08 (月) 10:41:39 kondo[7] ソース[8]
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EBウイルスとは、エプスタインとバールという人によって1964年に発見されたウイルスでEBとは発見者の頭文字からつけられています。 EBウイルスとは、エプスタインとバールという人によって1964年に発見されたウイルスでEBとは発見者の頭文字からつけられています。
EBウイルスに感染すると、発熱が続く、リンパ節腫脹、咽頭痛などの痛みなどの症状がみられ、体がだるくなったり、発疹なども見られます。予後は2週間前後で沈静に向かいますが、合併症を伴うこともあります。 EBウイルスに感染すると、発熱が続く、リンパ節腫脹、咽頭痛などの痛みなどの症状がみられ、体がだるくなったり、発疹なども見られます。予後は2週間前後で沈静に向かいますが、合併症を伴うこともあります。
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-中咽頭がん、下咽頭がん -中咽頭がん、下咽頭がん
アルコールやたばこ、食物、環境因子などと因果関係があるといわれています。 アルコールやたばこ、食物、環境因子などと因果関係があるといわれています。
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-放射線療法 -放射線療法
第一選択となります。高エネルギーのX線を頸の外から照射し癌細胞を破壊する方法です。1日1回の照射を30~35回(60~70Gy)行います。通常一週間に5日照射しますので、6~7週間かかります。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じることが多くあります。 第一選択となります。高エネルギーのX線を頸の外から照射し癌細胞を破壊する方法です。1日1回の照射を30~35回(60~70Gy)行います。通常一週間に5日照射しますので、6~7週間かかります。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じることが多くあります。
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-外科療法 -外科療法
--口内法 --口内法
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--下顎骨離断法 --下顎骨離断法
下顎骨の骨切を行い中咽頭の視野を広く確保する方法で、進行癌が多い中咽頭癌では近年最も繁用される方法です。切除後の欠損に対しては再建手術を必要としたり、誤嚥に対する予防手術を併用することが多いです。リンパ節転移がある場合、頸部郭清術が併用されます。 下顎骨の骨切を行い中咽頭の視野を広く確保する方法で、進行癌が多い中咽頭癌では近年最も繁用される方法です。切除後の欠損に対しては再建手術を必要としたり、誤嚥に対する予防手術を併用することが多いです。リンパ節転移がある場合、頸部郭清術が併用されます。
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-化学療法 -化学療法
中咽頭癌もプラチナ製剤を中心とした多剤併用療法に感受性が高く、機能温存という目的からも、頭頸部癌の中で化学療法の効果が最も期待される癌のひとつです。その目的は放射線療法の根治性を向上させることや、遠隔転移を防止、根絶することで、内服あるいは点滴で抗癌剤を投与する方法です。単独で癌を制御することは期待できません。 中咽頭癌もプラチナ製剤を中心とした多剤併用療法に感受性が高く、機能温存という目的からも、頭頸部癌の中で化学療法の効果が最も期待される癌のひとつです。その目的は放射線療法の根治性を向上させることや、遠隔転移を防止、根絶することで、内服あるいは点滴で抗癌剤を投与する方法です。単独で癌を制御することは期待できません。
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--下咽頭・喉頭・全食道抜去術 --下咽頭・喉頭・全食道抜去術
下咽頭部分切除で咽頭粘膜が全周の1/3以上温存された場合を除き、再建手術が必要です。通常は遊離空腸という術式で、空腸(小腸の一部)を食道の代わりに移植する方法が行われます。 下咽頭部分切除で咽頭粘膜が全周の1/3以上温存された場合を除き、再建手術が必要です。通常は遊離空腸という術式で、空腸(小腸の一部)を食道の代わりに移植する方法が行われます。
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-放射線療法 -放射線療法
根治を目的にした放射線療法は早期癌の一部に行われます。1日1回の照射を30~35回(60~70Gy)行います。通常一週間に5日照射しますので、6~7週間かかります。最近では局所制御の向上を目指し、多分割照射という方法がとられることが多くなりました。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じることが多くあります。 根治を目的にした放射線療法は早期癌の一部に行われます。1日1回の照射を30~35回(60~70Gy)行います。通常一週間に5日照射しますので、6~7週間かかります。最近では局所制御の向上を目指し、多分割照射という方法がとられることが多くなりました。副作用として照射部位の火傷症状(皮膚炎、咽頭炎)や味覚障害、口渇、食欲不振を生じることが多くあります。
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-下咽頭がん -下咽頭がん
放射線療法の局所制御率はI期で70~80%、II期で50~60%ですが、早期がんで発見されることが少なく、5年生存率は20~40%です。 放射線療法の局所制御率はI期で70~80%、II期で50~60%ですが、早期がんで発見されることが少なく、5年生存率は20~40%です。
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 +**罹患した著名人 [#m7f68226]
 +-ワッキー お笑いコンビ「ペナルティ」
 +2020年4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、検査の結果、初期の中咽頭がん(ステージ1)が見つかった。6月8日から入院し、外科手術はせず、放射線化学療法で治療することになった。
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