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原発性胆汁性肝硬変 のバックアップの現在との差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:原発性胆汁性肝硬変 のバックアップの現在との差分(No.1)

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1: 2013-04-19 (金) 18:13:21 cons[5] ソース[6] 現: 2019-03-28 (木) 19:44:42 kondo[5] ソース[7]
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*PBC 概要 [#wbadc7d9] *PBC 概要 [#wbadc7d9]
原発性胆汁性肝硬変は、肝臓内の胆管に炎症が起こります。炎症によって、肝臓から外へと向かう胆汁の流れが妨げられ、胆汁が肝細胞に滞留したり、血流に流れこみます。炎症が肝臓の他の部分に拡がり、格子状の瘢痕組織が肝臓全体へと広がります。 原発性胆汁性肝硬変は、肝臓内の胆管に炎症が起こります。炎症によって、肝臓から外へと向かう胆汁の流れが妨げられ、胆汁が肝細胞に滞留したり、血流に流れこみます。炎症が肝臓の他の部分に拡がり、格子状の瘢痕組織が肝臓全体へと広がります。
-**病気の症状 [#sb5b274b]+**症状 [#sb5b274b]
原発性胆汁性肝硬変は徐々に進行します。最初の自覚症状は、痒みや疲労です。 原発性胆汁性肝硬変は徐々に進行します。最初の自覚症状は、痒みや疲労です。
-数カ月から数年経過後、指先の腫れ、骨、神経、腎臓の異常といった症状が現れます。便の色が薄くなり、脂肪を多く含み悪臭がします。その後、肝硬変や脂肪肝の症状やその他の合併症が生じることがあります。代謝性の骨粗鬆症がほとんどの人に起こります。+数カ月から数年経過後、指先の腫れ、骨、神経、腎臓の異常といった症状が現れます。 
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 +便の色が薄くなり、脂肪を多く含み悪臭がします。その後、肝硬変や脂肪肝の症状やその他の合併症が生じることがあります。代謝性の骨粗鬆症がほとんどの人に起こります。 
肝臓が腫れて硬くなり、脾臓の腫大が現れます。病気が進行すると肝臓は縮んで小さくなります。 肝臓が腫れて硬くなり、脾臓の腫大が現れます。病気が進行すると肝臓は縮んで小さくなります。
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皮膚には、黄色腫とよばれる黄色い小さな沈着物が生じます。まぶたに生じるものは、黄色板症とよばれます。病気が進行するとほとんどの患者に黄疸が出てきます。 皮膚には、黄色腫とよばれる黄色い小さな沈着物が生じます。まぶたに生じるものは、黄色板症とよばれます。病気が進行するとほとんどの患者に黄疸が出てきます。
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主要成分は甘草(カンゾウ)という植物に由来するグリチルリチンです。グリチルリチンには、免疫調節作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用などがあります。慢性肝炎に用いた場合、肝機能値の改善に効果が認められています。 主要成分は甘草(カンゾウ)という植物に由来するグリチルリチンです。グリチルリチンには、免疫調節作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用などがあります。慢性肝炎に用いた場合、肝機能値の改善に効果が認められています。
-**治療法について [#v5d61699]+**治療法 [#q5b809ea]
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