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アクテムラ皮下注 のバックアップソース(No.9) :: 医療 Wiki

illness:アクテムラ皮下注 のバックアップソース(No.9)

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*トシリズマブ(tocilizumab) [#v6289e30]
''ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体''
-アクテムラ皮下注シリンジ (製薬会社:中外製薬株式会社)
-アクテムラ皮下注オートインジェクター (製薬会社:中外製薬株式会社)
&ref(Actemra.jpg,mw:240,around,right){アクテムラ皮下注オートインジェクター};

**作用と効果 [#g01ea4ef]
インターロイキン6(IL-6)の働きを抑えることにより、関節リウマチに伴う関節の痛みやはれおよび全身症状を改善し、関節破壊の進行を防ぎます。

-既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
-既存治療で効果不十分な高安動脈炎、巨細胞性動脈炎

**用法・用量 [#j013d2d6]
-既存治療で効果不十分な関節リウマチ
通常、成人には、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回162mgを2週間隔で皮下注射する。
なお、効果不十分な場合には、1週間まで投与間隔を短縮できる。
-既存治療で効果不十分な高安動脈炎、巨細胞性動脈炎
通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回162mgを1週間隔で皮下注射する。

***用法及び用量に関連する使用上の注意 [#y4427f4d]

1.血清中トシリズマブ濃度が維持されない状態で投与を継続すると、抗トシリズマブ抗体が発現する可能性が高くなるため、用法・用量を遵守すること。
2.1回に本剤の全量を使用すること。
3.本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。また、本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。
4.注射部位反応が報告されているので、投与毎に注射部位を変えること。

**副作用 [#f3d699a7]

主な副作用は、上気道感染、コレステロール増加、LDL増加、注射部位反応、トリグリセリド増加、発疹、ALT(GPT)上昇などが報告されています。

***重大な副作用 [#o17ef5d4]

-アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様症状
血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅
-感染症
肺炎、帯状疱疹、感染性胃腸炎、蜂巣炎、感染性関節炎、敗血症、非結核性抗酸菌症、結核、ニューモシスチス肺炎 等の日和見感染を含む重篤な感染症
-間質性肺炎
-腸管穿孔
-無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、血小板減少
-心不全



***その他の副作用 [#c6722704]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|貧血、好酸球数増加、フィブリノゲン減少、リンパ球数減少、好中球数増加|白血球数増加、リンパ節炎|フィブリン分解産物〔FDP、Dダイマー〕増加、ヘモグロビン減少、リンパ節腫脹、ヘマトクリット減少、赤血球数減少、TAT増加|
|肝臓|-|ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、AST(GOT)上昇、肝機能異常、ビリルビン増加、Al-P上昇、脂肪肝、胆石症|-|-|
//|肝胆道系|||||
//|腎臓|||||
|泌尿器|-|膀胱炎、尿中赤血球陽性、尿蛋白、尿路感染|腎盂腎炎、尿糖、頻尿|BUN増加、腎結石、NAG増加、尿中白血球陽性|
|生殖系及び乳房|-|腟感染|性器出血|子宮頚管ポリープ|
|精神・神経系|-|頭痛、浮動性めまい、不眠症|感覚減退、末梢性ニューロパシー|-|
//|神経系|||||
//|感覚器|||||
|眼|-|結膜炎、結膜出血|眼乾燥、麦粒腫、霰粒腫、眼瞼炎、硝子体浮遊物、網膜出血|白内障|
|耳|-|中耳炎、眩暈|外耳炎、耳鳴、突発難聴|耳不快感|
|循環器・心臓|-|高血圧、血圧上昇|上室性期外収縮、心室性期外収縮、ST部分下降、ST部分上昇、血圧低下|動悸、T波逆転、T波振幅減少、T波振幅増加|
//|血管|||||
|呼吸器|上気道感染〔鼻咽頭炎、上気道炎等〕(53.8%)|副鼻腔炎、気管支炎、咽喉頭疼痛、咳嗽、鼻炎|鼻漏、胸膜炎、喘息|咽頭不快感、喀血、咽頭紅斑、鼻出血、気管支拡張症、鼻閉|
|消化器|-|胃腸炎、口内炎、下痢、腹痛、便秘、口唇炎、嘔吐、逆流性食道炎、胃・腸ポリープ、痔核、腹部不快感、悪心、歯周病、齲歯|腹部膨満、胃潰瘍、消化不良、食欲不振、舌炎|急性膵炎、口渇、歯痛|
|皮膚・皮下組織系|-|発疹〔湿疹、痒疹、丘疹等〕、そう痒症、爪感染、皮膚感染、蕁麻疹、紅斑、白癬、角化症、脱毛症、皮下出血、皮膚乾燥|嵌入爪、水疱、皮膚潰瘍|皮膚嚢腫、ざ瘡|
//|過敏症|||||
//|下垂体・副腎皮質系|||||
//|免疫系|||||
|代謝及び栄養||コレステロール増加(18.3%)、LDL増加、トリグリセリド増加、高脂血症、HDL増加、高コレステロール血症、CK(CPK)上昇、LDH上昇|血中尿酸増加、糖尿病増悪、血清フェリチン減少、血中リン減少|高トリグリセリド血症、総蛋白減少、血中カリウム減少、血糖増加、血中リン増加、血中カルシウム減少|
//|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|-|背部痛|関節痛、筋痛〔筋痛、肩こり〕、骨粗鬆症、頚部痛、骨密度減少|四肢痛、若年性関節炎増悪|
//|全身|||||
//|感染症|||||
//|投与部位|||||
|抵抗機構|-|ヘルペスウイルス感染、インフルエンザ|口腔カンジダ症、耳下腺炎|創傷感染|
|その他|-|注射部位反応〔紅斑、そう痒感、腫脹、出血、血腫、疼痛等〕、体重増加、発熱、アレルギー性鼻炎、膿瘍、浮腫、季節性アレルギー、胸痛|倦怠感、発汗障害、気分不良、胸部不快感|免疫グロブリンG減少、悪寒、血栓性静脈炎、リウマチ因子陽性、DNA抗体陽性、抗核抗体陽性、潮紅、ほてり、CRP増加|
//|臨床検査|||||


**同じ成分の医薬品 [#j413622d]
-アクテムラ点滴静注用
//**ジェネリック医薬品
-


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