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性同一性障害 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:性同一性障害 の変更点

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1: 2013-05-25 (土) 19:53:02 seria[4] ソース[5] 現: 2015-11-16 (月) 20:03:33 seriza[4] ソース[6]
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#norelated #norelated
#contents #contents
-*概要 [#q68ccd4b]+*GID 概要 [#q68ccd4b]
女性なのに、自分は「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、男性なのに「本当は女として生きるべきだ」と確信する現象を性同一性障害(gender identity disorder:GID)と呼びます。このような性別の不一致感から悩んだり、落ち込んだり、気持ちが不安定になることもあります。 女性なのに、自分は「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、男性なのに「本当は女として生きるべきだ」と確信する現象を性同一性障害(gender identity disorder:GID)と呼びます。このような性別の不一致感から悩んだり、落ち込んだり、気持ちが不安定になることもあります。
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**症状 [#c4bd4329] **症状 [#c4bd4329]
性同一性障害を有する人にみられる症状は、「自らの生物学的性別とジェンダー・アイデンティティが一致しない状態」から生じるものです。しかも、生物学的性別をジェンダーに近づけたいという願望からくる症状として、理解することができます。 性同一性障害を有する人にみられる症状は、「自らの生物学的性別とジェンダー・アイデンティティが一致しない状態」から生じるものです。しかも、生物学的性別をジェンダーに近づけたいという願望からくる症状として、理解することができます。
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-精神的障害はない -精神的障害はない
-社会的理由による性別変更の希望ではない -社会的理由による性別変更の希望ではない
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なお、染色体の異常などによる性分化の障害(かつての半陰陽など)においてはジェンダーの決定が重要です。それは、性分化疾患では多くの場合、gender dysphoria syndrome(性別違和症候群)といわれるようにジェンダーの問題を有していることが少なくないからです。したがって、性分化疾患は中核的な性同一性障害とは異なりますが、広くジェンダーの障害として対応を必要とします。 なお、染色体の異常などによる性分化の障害(かつての半陰陽など)においてはジェンダーの決定が重要です。それは、性分化疾患では多くの場合、gender dysphoria syndrome(性別違和症候群)といわれるようにジェンダーの問題を有していることが少なくないからです。したがって、性分化疾患は中核的な性同一性障害とは異なりますが、広くジェンダーの障害として対応を必要とします。
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