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乳がん のバックアップ差分(No.8) :: 医療 Wiki

illness:乳がん のバックアップ差分(No.8)

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7: 2015-06-23 (火) 18:04:41 seria[6] ソース[7] 8: 2015-06-23 (火) 19:36:23 seria[6] ソース[8]
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**症状 [#pd901060] **症状 [#pd901060]
-乳房のしこり 乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で見つけることができるようになります。+***乳房のしこり [#kd7fd72d] 
 +乳がんは5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で見つけることができるようになります。 
 +痛みは、まずありません。
-乳房の皮膚の変化 -乳房の皮膚の変化
乳がんが乳房の皮膚の近くに生じると、皮膚が赤く腫れたり、えくぼが出来たりします。 乳がんが乳房の皮膚の近くに生じると、皮膚が赤く腫れたり、えくぼが出来たりします。
 +
***炎症性乳がん [#h0878fea] ***炎症性乳がん [#h0878fea]
明らかなしこりは見つけられないが、乳房表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり、痛みや熱感を起こします。これは、乳がん細胞が皮膚のリンパ管の中に詰まっているためです。 明らかなしこりは見つけられないが、乳房表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり、痛みや熱感を起こします。これは、乳がん細胞が皮膚のリンパ管の中に詰まっているためです。
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がん細胞が正常細胞よりも多く取り込む放射性検査薬を体内に注入し、放射線発生部位を撮影します。PET検査は全身撮影で空間分解能が5ミリなので、乳がん細胞はぼんやりとしか撮像できません。 がん細胞が正常細胞よりも多く取り込む放射性検査薬を体内に注入し、放射線発生部位を撮影します。PET検査は全身撮影で空間分解能が5ミリなので、乳がん細胞はぼんやりとしか撮像できません。
***穿刺吸引細胞診 [#g9c6bf00] ***穿刺吸引細胞診 [#g9c6bf00]
-乳房内のしこりに細い注射針を刺し、細胞を吸引して調べる検査です。痛みはほとんどなく、しこりに針がしっかりと命中していれば、多くの細胞を採取できます。この検査により80~90%の割合で癌かどうかの診断が確定します。 +超音波ガイド下に、乳房内のしこりに細い注射針を刺し、細胞を吸引してガラスに吹きつけて染色し、細胞の性質を顕微鏡で検査する方法です。 
-***針生検 [#i283ccc1+痛みはほとんどなく、しこりに針がしっかりと命中していれば、多くの細胞を採取できます。この検査により80~90%の割合で癌かどうかの診断が確定します。 
-太い針を刺してしこりの一部の組織を採取します。 + 
-***マンモトーム生検 [#s6f30122]+***分泌液細疱疹 [#z1e0106c
 +乳頭(乳首)からでている分泌液をオブジェクトグラスまたは生理食塩水の中に取り、その中にある細胞の性質を顕微鏡で検査する方法です。 
 +***太針穿刺吸引組織診 [#m352287e] 
 +細胞診に用いるより太めの針(通常14ゲージ)を超音波ガイド下に病変に刺入し、組織片を切離・採取して顕微鏡で病理診断する方法です。 
 + 
 +***マンモトーム生検 (ステレオマンモグラフィガイド下の陰圧吸引式針生検) [#q72d1ea4] 
触診では明らかなしこりを見つけられず、画像検査だけで異常が指摘されるような場合には、マンモトーム生検と呼ばれる特殊な針生検を行うこともあります。 触診では明らかなしこりを見つけられず、画像検査だけで異常が指摘されるような場合には、マンモトーム生検と呼ばれる特殊な針生検を行うこともあります。
 +1回の採取で複数の大きな組織片を採取できます。
 +診断がつきにくい微細石灰化巣や微小病変の生検をより確実に行えます。
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***遠隔転移の検査 [#lc9ba413] ***遠隔転移の検査 [#lc9ba413]
乳がんが転移しやすい遠隔臓器として肺、肝臓、骨、リンパ節などがあります。 乳がんが転移しやすい遠隔臓器として肺、肝臓、骨、リンパ節などがあります。
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