1: 2013-05-01 (水) 15:40:26 cons |
2: 2013-09-07 (土) 21:57:43 seria |
| 初老または老年(50~70歳)に好発し、男性に多いとされる。 [#k55339b0] | | 初老または老年(50~70歳)に好発し、男性に多いとされる。 [#k55339b0] |
| 小脳性歩行障害を主体とする症状を示す。 ときに錐体路徴候、知能低下を伴うが、錐体外路徴候は明らかではない。 | | 小脳性歩行障害を主体とする症状を示す。 ときに錐体路徴候、知能低下を伴うが、錐体外路徴候は明らかではない。 |
- | **治療薬 [#jfe48449] | + | **薬 [#jfe48449] |
- | これらは、一部の人で症状を軽減し、進行を遅らせる効果があります。 | + | -ヒルトニン注射液(一般名:プロチレリン酒石酸塩水和物注射液) |
- | -ヒルトニン | + | |
- | 注射薬 | + | |
| ヒルトニンは、TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)という人体にもともと存在する成分から作られています。 | | ヒルトニンは、TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)という人体にもともと存在する成分から作られています。 |
- | -セレジスト | + | -セレジスト錠(一般名:タルチレリン水和物) |
- | 経口薬 | + | 一部の人で症状を軽減し、進行を遅らせる効果があります。 |
- | セレジストは、TRHの誘導体で、いずれも歩行時のふらつきなど運動失調症状の改善に効果が期待されています。 | + | |
- | 一般的には、病気の初期の段階の方が比較的効果があるようです。 | + | |
- | --主成分名 | + | |
- | タルチレリン水和物 製薬会社 田辺三菱 薬価 1,178.90円 (5mg1錠) | + | |
- | --主な作用 | + | |
- | 小脳脊髄中枢における神経伝達物質の産生・遊離・代謝を促進して種々の運動失調を改善する作用が認められています。 | + | |
- | また、下垂体の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌刺激作用、それにもとづく血中の甲状腺ほるもん(T3)の上昇作用もあります。 | + | |
- | --副作用 | + | |
- | むかつき、食欲不振、胃部不快感、下痢、めまい、ふらつき、頭痛、発疹、動悸、血圧や脈拍の変動などが一般的なもので、ときどきけいれん、 | + | |
- | 血圧低下、ショック、血小板減少などの大きな副作用が認められています。まれに発熱、筋強直、脱力、頻脈、血圧の変動を伴う悪性症候群、肝障害があります。 | + | |
- | 腎障害、妊娠中や授乳中の婦人には、とくに注意を要します。 | + | |
- | --服用上の注意 | + | |
- | 1錠中5mgで、1回1錠1日2回朝夕食後に内服します。 | + | |
- | 年齢、症状に応じ用量、飲み方は変わりますので、医師の指示を守って服用してください。 | + | |
| **治療法 [#lcd9aefe] | | **治療法 [#lcd9aefe] |
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| 内因性ノルアドレナリン利用率の増加 | | 内因性ノルアドレナリン利用率の増加 |
| ジヒデルゴット | | ジヒデルゴット |
- | 選択的α1受容体刺激薬 メトリジン | + | 選択的α1受容体刺激薬 |
- | 選択的α1受容体刺激薬 ドプス | + | -メトリジン錠(一般名:ミドドリン塩酸塩) |
| + | -ドプスカプセル(一般名:ドロキシドパ) |
| ノルアドレナリン前駆体 注意点など ドプスハL-ドパの合剤(カルビドパまたは塩酸ベンゼラジドを含有するもの)と併用すると、昇圧剤としての効果が無くなるので注意を要する。 | | ノルアドレナリン前駆体 注意点など ドプスハL-ドパの合剤(カルビドパまたは塩酸ベンゼラジドを含有するもの)と併用すると、昇圧剤としての効果が無くなるので注意を要する。 |
- | ジヒデルゴットなどの昇圧剤は冬期に、手足の末端の血行障害を生じることがあるので注意を要する。 | + | -ジヒデルゴット錠(一般名:ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩) |
| + | 昇圧剤は冬期に、手足の末端の血行障害を生じることがあるので注意を要する。 |
| 虚血性心疾患などを持つ方も注意が必要 | | 虚血性心疾患などを持つ方も注意が必要 |
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| ***排尿障害の治療法 [#fc0f3461] | | ***排尿障害の治療法 [#fc0f3461] |
| 脊髄小脳変性症では、畜尿機能と排尿機能の両方が障害されていることが多いため経過中にいろいろ薬物療法を組み合わせても十分なコントロールが困難なことがあります。そのような場合には間欠的自己導尿法と持続的導尿法が必要です。 | | 脊髄小脳変性症では、畜尿機能と排尿機能の両方が障害されていることが多いため経過中にいろいろ薬物療法を組み合わせても十分なコントロールが困難なことがあります。そのような場合には間欠的自己導尿法と持続的導尿法が必要です。 |