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イグザレルト錠 のバックアップ差分(No.3) :: 医療 Wiki

illness:イグザレルト錠 のバックアップ差分(No.3)

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2: 2015-09-29 (火) 02:20:07 seriza[6] ソース[7] 3: 2017-03-21 (火) 19:47:10 kondo[8] ソース[9]
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**作用と効果 [#z3c3ebf2] **作用と効果 [#z3c3ebf2]
***非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制 [#hf40bd2e] ***非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制 [#hf40bd2e]
-血液凝固カスケード中の第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。心房で血液が固まりやすくなっている状態を改善することで、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)が起こるのを防きます。 通常、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に用いられます。+血液凝固カスケード中の第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。心房で血液が固まりやすくなっている状態を改善することで、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)が起こるのを防きます。
 +通常、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に用いられます。
***深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制 [#g8a461a1] ***深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制 [#g8a461a1]
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通常、成人は主成分として15mgを1日1回食後に服用します。なお、腎障害がある場合には、10mgを1日1回に減量されます。本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。 通常、成人は主成分として15mgを1日1回食後に服用します。なお、腎障害がある場合には、10mgを1日1回に減量されます。本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
-飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間まで12時間以上空けてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。+
***深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制 [#yfcb2652] ***深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制 [#yfcb2652]
通常、成人は、最初の3週間は主成分として1回15mgを1日2回食後に服用し、それ以降は1回15mgを1日1回服用します。本剤は1錠中に主成分15mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。 通常、成人は、最初の3週間は主成分として1回15mgを1日2回食後に服用し、それ以降は1回15mgを1日1回服用します。本剤は1錠中に主成分15mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
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-最初の3週間(1回1錠を1日2回服用時)で飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。次の服用時に前回の飲み忘れに気付いたら、一度に2回分を飲んでください。次の日からは1回1錠を1日2回飲んでください。 
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-最初の3週間以降(1回1錠を1日1回服用時)で飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間まで12時間以上空けてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。 
-誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。 
**生活上の注意 [#bf4ddc6c] **生活上の注意 [#bf4ddc6c]
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主な副作用として、鼻血、皮下出血、歯肉出血、血尿、結膜出血、貧血、創傷出血、喀血(せきがでるときに血がでる)、口腔内出血、痔出血、網膜出血、メレナ(黒色便)などが報告されています。 主な副作用として、鼻血、皮下出血、歯肉出血、血尿、結膜出血、貧血、創傷出血、喀血(せきがでるときに血がでる)、口腔内出血、痔出血、網膜出血、メレナ(黒色便)などが報告されています。
-***稀な副作用 [#idcf80e4+***重大な副作用 [#q215184e
--出血(消化管出血、頭蓋内出血など) +-出血 
-吐き気、嘔吐、頭痛+頭蓋内出血、脳出血、出血性卒中、眼出血、網膜出血、直腸出血、胃腸出血、メレナ、上部消化管出血、下部消化管出血、出血性胃潰瘍、関節内出血、コンパートメント症候群を伴う筋肉内出血 等の重篤な出血があらわれることがある。 
 +また、出血に伴う合併症として、ショック、腎不全、呼吸困難、浮腫、頭痛、浮動性めまい、蒼白、脱力感があらわれることがある。 
-肝機能障害・黄疸 -肝機能障害・黄疸
吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる 吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる
 +ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇を伴う肝機能障害
 +
 +-間質性肺疾患
 +間質性肺疾患があらわれることがある。
 +肺胞出血、咳嗽、血痰、息切れ、呼吸困難、発熱、肺音の異常 等
 +-血小板減少
 +***その他の副作用 [#c93bab2a]
 +|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
 +|血液及びリンパ系障害|貧血|INR増加、ヘモグロビン減少、鉄欠乏性貧血|血小板増加症(血小板数増加等)|-|
 +|肝臓|-|ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、血中ビリルビン上昇、Al-P上昇|γ-GTP上昇、直接ビリルビン上昇|LDH上昇|
 +|肝胆道系|||||
 +|腎臓|血尿|尿中血陽性|尿路出血、腎クレアチニン・クリアランス減少、血中クレアチニン上昇、腎機能障害、BUN上昇|-|
 +|泌尿器|||||
 +|生殖系及び乳房|-|性器出血、月経過多|-|-|
 +|精神系|||||
 +|神経系|-|頭痛、浮動性めまい、不眠|失神|-|
 +|感覚器|結膜出血|耳出血|-|-|
 +|眼|||||
 +|耳|||||
 +|循環器 心臓|血腫|-|頻脈、低血圧|血管偽動脈瘤形成|
 +|血管|||||
 +|呼吸器|鼻出血、喀血|呼吸困難|-|-|
 +|消化器|歯肉出血|肛門出血、下痢、悪心、口腔内出血、血便、腹痛、便潜血、上腹部痛、消化不良、便秘、嘔吐、吐血、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、胃炎|痔核、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇||
 +|皮膚・皮下組織系|斑状出血|皮下出血、皮下血腫、脱毛、皮膚裂傷|擦過傷|-|
 +|過敏症|-|発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎|蕁麻疹(全身性そう痒症等)、アレルギー反応、血管浮腫|-|
 +|下垂体・副腎皮質系|||||
 +|免疫系|||||
 +|代謝及び栄養|||||
 +|内分泌|||||
 +|筋骨格系及び結合組織障害|-|四肢痛、関節痛|筋肉内出血|-|
 +|全身|||||
 +|感染症|||||
 +|投与部位|||||
 +|抵抗機構|||||
 +|その他|挫傷|創傷出血、処置後出血、無力症、末梢性浮腫、食欲減退、疲労、硬膜下血腫|限局性浮腫、倦怠感、創部分泌、発熱|-|
 +|臨床検査|||||
**ジェネリック医薬品 [#m44b8c6d] **ジェネリック医薬品 [#m44b8c6d]
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