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シェーグレン症候群 のバックアップ差分(No.2) :: 医療 Wiki

illness:シェーグレン症候群 のバックアップ差分(No.2)

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1: 2013-05-09 (木) 14:48:43 cons[6] ソース[7] 2: 2014-08-13 (水) 10:31:50 cons[6] ソース[8]
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シェーグレン症候群は1933年にスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレン(Sjogren)の発表した論文にちなんでつけられた疾患です。 シェーグレン症候群は1933年にスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレン(Sjogren)の発表した論文にちなんでつけられた疾患です。
-**合併症 [#tf2e23e0] +
--関節リウマチ +
--全身性エリテマトーデス +
--悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)+
**症状 [#z51fe1a3] **症状 [#z51fe1a3]
ドライアイ、ドライマウスの症状があります。 ドライアイ、ドライマウスの症状があります。
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--レイノー現象 --レイノー現象
寒さ(温度差)や緊張をきっかけに、血流が悪くなり指先が白、紫、赤色に変化する症状です。しびれ、痛みを伴うこともあります。 寒さ(温度差)や緊張をきっかけに、血流が悪くなり指先が白、紫、赤色に変化する症状です。しびれ、痛みを伴うこともあります。
 +**診療科 [#fbf73b8d]
 +膠原病科
 +
 +**検査・診断 [#id8698e8]
 +診断には厚生労働省シェーグレン症候群改訂診断基準(1999年)を用いています。以下4項目中2項目の検査において満たせばシェーグレン症候群と診断されます。
 +-口唇腺・涙腺生検病理組織検査
 +-唾液腺造影、唾液分泌量検査
 +-眼科検査
 +-SS-A抗体またはSS-B抗体陽性
 +
 +**合併症 [#tf2e23e0]
 +-関節リウマチ
 +-全身性エリテマトーデス
 +-悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)
**薬 [#f3765822] **薬 [#f3765822]
--唾液の分泌を促進する薬+-口腔乾燥症状・唾液の分泌を促進する薬
--サリグレンカプセル(一般名:セビメリン塩酸塩水和物) --サリグレンカプセル(一般名:セビメリン塩酸塩水和物)
--エボザックカプセル(一般名:塩酸セビメリン水和物) --エボザックカプセル(一般名:塩酸セビメリン水和物)
--サラジェン錠(一般名:塩酸ピロカルピン) --サラジェン錠(一般名:塩酸ピロカルピン)
汗をかきやすいという副作用がありますが、塩酸セビメリンと同様に唾液分泌に有効な薬剤です。頭頚部の放射線治療に伴う口腔乾燥症状の改善します。 汗をかきやすいという副作用がありますが、塩酸セビメリンと同様に唾液分泌に有効な薬剤です。頭頚部の放射線治療に伴う口腔乾燥症状の改善します。
 +--サリベートエアゾール(一般名:塩化ナトリウム 塩化カリウム 塩化カルシウム水和物 塩化マグネシウム リン酸二カリウム)
 +--イソジンガーグル液
 +-乾燥性角結膜炎の対症療法として
 +--ヒアレイン点眼液(一般名:精製ヒアルロン酸ナトリウム)
 +
-組織の破壊を阻止する薬  -組織の破壊を阻止する薬 
副腎皮質ホルモン、免疫調整剤、免疫抑制剤、インターフェロン、サイトカイン阻害薬 副腎皮質ホルモン、免疫調整剤、免疫抑制剤、インターフェロン、サイトカイン阻害薬
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