8: 2015-06-23 (火) 19:36:23 seria[6] [7] | 9: 2015-10-14 (水) 22:35:14 seria[6] [8] | ||
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触診では見つからないような小さながんが見つかることがあります。 透明な板で乳房を挟み、平に拡げて撮影することで乳管と呼ばれる乳腺の実質を詳しくみていきます。 | 触診では見つからないような小さながんが見つかることがあります。 透明な板で乳房を挟み、平に拡げて撮影することで乳管と呼ばれる乳腺の実質を詳しくみていきます。 | ||
このとき癌が疑われる場合は周囲と異なる塊状のしこりや、乳管に沈着したカルシウムが砂をまいたようにみえる石灰化した状態が見られたりします。 | このとき癌が疑われる場合は周囲と異なる塊状のしこりや、乳管に沈着したカルシウムが砂をまいたようにみえる石灰化した状態が見られたりします。 | ||
- | こうした症状があっても、すべて悪性とは限りません。 乳腺の画像検査(超音波検査、MRI検査、CT検査) しこりが癌であるかどうかや病変の拡がりを診断するために、乳腺の検査を行います。 | + | こうした症状があっても、すべて悪性とは限りません。 |
-撮影方法 | -撮影方法 | ||
上半身裸で装置の前に立ち、乳房を装置の撮影台に載せます。 装置には圧迫板とよばれるプラスチックの板があり、これにより乳房を強く撮影台に押さえつけて厚さ4~5cm程度まで圧迫します。乳房が所定の厚みになった状態で撮影します。 通常、左右それぞれ撮影方向を縦と横と変えて2枚ずつ、合計4枚撮影します。 | 上半身裸で装置の前に立ち、乳房を装置の撮影台に載せます。 装置には圧迫板とよばれるプラスチックの板があり、これにより乳房を強く撮影台に押さえつけて厚さ4~5cm程度まで圧迫します。乳房が所定の厚みになった状態で撮影します。 通常、左右それぞれ撮影方向を縦と横と変えて2枚ずつ、合計4枚撮影します。 | ||
--乳房組織の脂肪が少なく腺が多い場合(乳房密度が高い場合)に感度が低下するといわれています。 | --乳房組織の脂肪が少なく腺が多い場合(乳房密度が高い場合)に感度が低下するといわれています。 | ||
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+ | ***乳房超音波検査(エコー) [#x06a9e9f] | ||
+ | 診察台の上に仰向けになり、皮膚にゼリーを塗って、プローブ(端子)をあて、乳房の内部を観察する検査です。痛みはなく、体への負担はほとんどありません。 | ||
+ | 検査中は、画面を見やすくするために、診察室を暗くします。数mmの小さな腫瘤(しこり)を見つけたり、しこりの性状が詳しくわかる検査です。細かい石灰化は見えません。 | ||
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***乳房MRI検査 [#dedd7670] | ***乳房MRI検査 [#dedd7670] | ||
乳腺MRI検査とは、強い磁力を発生するMRI装置を用いて、乳房の病巣を画像化し、診断する検査のことです。乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。原則、ガドリニウム造影剤を使用して検査を行います。 | 乳腺MRI検査とは、強い磁力を発生するMRI装置を用いて、乳房の病巣を画像化し、診断する検査のことです。乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。原則、ガドリニウム造影剤を使用して検査を行います。 |
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