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イグザレルト錠 のバックアップソース(No.6) :: 医療 Wiki

illness:イグザレルト錠 のバックアップソース(No.6)

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#norelated
#contents
*リバーロキサバン(Rivaroxaban) [#m0fe27ae]
''選択的直接作用型第Xa因子阻害剤''
-イグザレルト錠 (製薬会社:バイエル薬品株式会社)

**作用と効果 [#z3c3ebf2]
 成人
***非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制 [#hf40bd2e]
血液凝固カスケード中の第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。心房で血液が固まりやすくなっている状態を改善することで、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)が起こるのを防きます。

通常、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に用いられます。

***深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制 [#g8a461a1]
血液凝固第Xa因子を阻害することで、血液が固まる働きを抑えます。血液が固まりやすくなっている状態を改善し、血栓が血管に詰まって生じる疾患(血栓塞栓症)を治療または予防します。
通常、深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症の治療および再発抑制に用いられます。


 小児
静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制

**用法・用量 [#d04d9101]


***非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制〉 [#gd1f0de4]
通常、成人にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する。なお、腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する。

***静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制〉 [#p7921001]
 成人
通常、成人には深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期3週間はリバーロキサバンとして15mgを1日2回食後に経口投与し、その後は15mgを1日1回食後に経口投与する。
 小児
通常、体重30kg以上の小児にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する。

**生活上の注意 [#bf4ddc6c]
歯の治療、内視鏡検査や手術などを受ける場合には、必ず事前にこの薬を服用中であることを医師に伝えてください。

他の医療機関で治療を受ける場合や、薬局などで他の薬を購入する場合には、この薬を服用中であることを、医師、薬剤師に伝えてください。この薬を服用中は、けがをしないように注意してください。

出血した場合、血が止まりにくくなっています。出血が長引く場合やけがの範囲が大きい場合は、すぐに医師に連絡してください。セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)はこの薬の作用を弱めますので、これを含む食品は控えてください。

**副作用 [#r43ccf1a]
主な副作用として、鼻血、皮下出血、歯肉出血、血尿、結膜出血、貧血、創傷出血、喀血(せきがでるときに血がでる)、口腔内出血、痔出血、網膜出血、メレナ(黒色便)などが報告されています。

***重大な副作用 [#q215184e]
-出血
頭蓋内出血、脳出血、出血性卒中、眼出血、網膜出血、直腸出血、胃腸出血、メレナ、上部消化管出血、下部消化管出血、出血性胃潰瘍、関節内出血、コンパートメント症候群を伴う筋肉内出血 等の重篤な出血があらわれることがある。
また、出血に伴う合併症として、ショック、腎不全、呼吸困難、浮腫、頭痛、浮動性めまい、蒼白、脱力感があらわれることがある。

-肝機能障害・黄疸
吐き気、からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる
ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇を伴う肝機能障害


-間質性肺疾患
間質性肺疾患があらわれることがある。
肺胞出血、咳嗽、血痰、息切れ、呼吸困難、発熱、肺音の異常 等
-血小板減少

***その他の副作用 [#c93bab2a]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|貧血|INR増加、ヘモグロビン減少、鉄欠乏性貧血|血小板増加症(血小板数増加等)|-|
|肝臓|-|ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、血中ビリルビン上昇、Al-P上昇|γ-GTP上昇、直接ビリルビン上昇|LDH上昇|
//|肝胆道系|||||
|腎臓|血尿|尿中血陽性|尿路出血、腎クレアチニン・クリアランス減少、血中クレアチニン上昇、腎機能障害、BUN上昇|-|
//|泌尿器|||||
|生殖系及び乳房|-|性器出血、月経過多|-|-|
//|精神系|||||
|神経系|-|頭痛、浮動性めまい、不眠|失神|-|
|感覚器|結膜出血|耳出血|-|-|
//|眼|||||
//|耳|||||
|循環器 心臓|血腫|-|頻脈、低血圧|血管偽動脈瘤形成|
//|血管|||||
|呼吸器|鼻出血、喀血|呼吸困難|-|-|
|消化器|歯肉出血|肛門出血、下痢、悪心、口腔内出血、血便、腹痛、便潜血、上腹部痛、消化不良、便秘、嘔吐、吐血、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、胃炎|痔核、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇||
|皮膚・皮下組織系|斑状出血|皮下出血、皮下血腫、脱毛、皮膚裂傷|擦過傷|-|
|過敏症|-|発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎|蕁麻疹(全身性そう痒症等)、アレルギー反応、血管浮腫|-|
//|下垂体・副腎皮質系|||||
//|免疫系|||||
//|代謝及び栄養|||||
//|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|-|四肢痛、関節痛|筋肉内出血|-|
//|全身|||||
//|感染症|||||
//|投与部位|||||
//|抵抗機構|||||
|その他|挫傷|創傷出血、処置後出血、無力症、末梢性浮腫、食欲減退、疲労、硬膜下血腫|限局性浮腫、倦怠感、創部分泌、発熱|-|
//|臨床検査|||||

**同じ成分の医薬品 [#h5dbb1cc]
-イグザレルト細粒分包
-イグザレルトOD錠
//**ジェネリック医薬品
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