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イムラン錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:イムラン錠のソース

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#norelated
#contents
*アザチオプリン (Azathioprine) [#c877ca1e]
''免疫抑制剤''
-イムラン錠 (製薬会社:製造販売元 アスペンジャパン株式会社)
--薬価
50mg/錠 120.20円(2020年4月1日以降)
//0mg/錠 円(2020年4月1日以降)
//0mg/錠 円(2020年4月1日以降)
 薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。


**作用と効果 [#g2e563ec]
-クローン病・潰瘍性大腸炎 
核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわします。クローン病の症状再燃を抑えながら併用されるステロイドの減量を可能にしたり、ステロイドの使用により病状が治まった場合に、その期間(緩解期)をより長く保つ作用があります。通常、ステロイド依存性のクローン病の緩解導入および緩解維持、ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持に用いられます。
-リウマチ性疾患
核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわし、リウマチ性疾患の炎症症状を抑えます。通常、全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群など)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、難治性リウマチ性疾患の治療に用いられます。

-移植
核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用をあらわします。臓器移植後の拒絶反応を抑えることによって、移植した臓器の生着を促し、移植した臓器の機能を発現しやすくします。通常、臓器移植(腎移植、肝移植、心移植、肺移植)における拒絶反応の抑制に用いられます。

**用法・用量 [#bd3949ed]
-クローン病・潰瘍性大腸炎 
通常、成人および小児は、1日量として主成分1~2mg/kg相当量(通常、成人は50mg~100mg)を服用します。本剤は1錠中に主成分50mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

-リウマチ性疾患
通常、成人および小児は、1日量として主成分1~2mg/kg相当量を服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが1日量は3mg/kgまでとされています。本剤は1錠中に主成分50mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

-移植
通常、成人および小児において、下記量を1日量として服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分50mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
--腎移植の場合
初期量は、主成分として2~3mg/kg 相当量。 維持量は、主成分として0.5~1mg/kg 相当量。
--肝、心および肺移植の場合
初期量は、主成分として2~3mg/kg 相当量。 維持量は、主成分として1~2mg/kg 相当量。

**生活上の注意 [#e5015fe9]
日光や紫外線による皮膚癌の危険性を避けるため、UVカット素材の衣類や日焼け止め効果の高いサンスクリーンを使用し、日光や紫外線を避けるようにしてください。

骨髄機能の低下や、肝機能障害などの重篤な副作用があらわれることがあります。
飲み始めは原則として1~2週間に一度、その後も頻回に血液、肝臓、腎臓などの働きを調べることがあります。その場合には指定された日時に検査を受けてください。

本人あるいはパートナーの方がこの薬を使用している間は、妊娠しないように注意してください。また、この薬を使用している間に妊娠がわかった場合には、すぐに医師に相談してください。妊娠を希望する場合も、医師に相談してください。


**副作用 [#m16055f3]
主な副作用として、発疹、血管炎、腎機能障害、全身倦怠感、筋痛、関節痛、発熱、寒気、めまい、下痢などが報告されています。

***重大な副作用 [#v320ac26]
-血液障害 
再生不良性貧血、汎血球減少、貧血、巨赤芽球性貧血、赤血球形成不全、無顆粒球症、血小板減少、出血
貧血症状、出血症状、発熱
-ショック様症状
悪寒、戦慄、血圧降下、立ちくらみ 等
-肝機能障害、黄疸
全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
-悪性新生物
悪性リンパ腫、皮膚癌、肉腫、子宮頸癌、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群 等
-感染症
肺炎、敗血症があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。
-間質性肺炎
発熱、から咳、呼吸困難
捻髪音、胸部X線異常、動脈血酸素分圧低下
重度の下痢
-進行性多巣性白質脳症(PML)
意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害 等

***その他の副作用 [#jaee1e12]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
//|血液及びリンパ系障害|||||
//|肝臓|||||
//|肝胆道系|||||
|腎臓|-|-|-|腎機能障害|
|膵臓|-|-|-|膵炎|
//|泌尿器|||||
//|生殖系及び乳房|||||
//|精神系|||||
//|神経系|||||
//|感覚器|||||
//|眼|||||
//|耳|||||
|循環器 心臓|-|-|-|心悸亢進|
//|血管|||||
//|呼吸器|||||
|消化器|-|-|-|食欲不振、悪心・嘔吐、下痢|
|皮膚・皮下組織系|-|-|-|発疹注、血管炎|
//|過敏症|||||
//|下垂体・副腎皮質系|||||
//|免疫系|||||
//|代謝及び栄養|||||
//|内分泌|||||
//|筋骨格系及び結合組織障害|||||
|全身|-|-|-|全身倦怠感、筋痛、関節痛、発熱、悪寒|
//|投与部位|||||
//|感染症|||||
//|抵抗機構|||||
|その他|-|-|-|脱毛、口内炎、舌炎、めまい|
//|臨床検査|||||


//**ジェネリック医薬品
//- (製薬会社:)

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