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膠質反応 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:膠質反応 の変更点

  
現: 2012-07-13 (金) 15:11:16 kondo[3] ソース[4]
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 +*TTT(チモール混濁試験) ZTT(硫酸亜鉛混濁試験) [#w92f03a2] 
 +血清に試薬を加え、タンパク質が固まって、混濁する具合で肝機能を調べる検査です。TTT(チモール混濁試験)とZTT(硫酸亜鉛混濁試験)があります。 
 +-基準値 
 +TTT 0~4U 
 +ZTT 2~12U 
 +**何がわかるのか [#qcc7cc75] 
 +肝機能が低下すると、血清タンパクのアルブミンが減少してグロブリンが増加します。その変化をみることで肝機能の状態がわかり、肝臓病のスクーリング(ふるい分け)検査や経過観察に利用されます。 
 +**どのような検査か [#i5b873de] 
 +血液を採取して、血清をとりわけ、そこに新薬を加えて調べます。 
 +**検査を受ける時の注意 [#y2387872] 
 +前日の夕食後から絶食して、翌日、空腹時に採血します。 
 +**検査結果の判定 [#tc986898] 
 +TTTだけが高値の場合は急性肝炎、ZTTともに高値の場合は慢性肝炎や肝硬変が考えられます。 
 +なお、高脂血症ではTTTが高くなり、膠原病や慢性感染症ではZTTが高くなりますから、他の検査などで鑑別をすることが大切です。 
 +**異常な場合に疑われる病気 [#q327ac0b] 
 +-TTT高値 
 +急性肝炎、慢性肝炎、高脂血症、中毒性肝障害、胆汁うっ滞症、脂肪肝、肝硬変など。 
 +-ZTT高値 
 +肝硬変、慢性肝炎、肝臓がん、急性肝炎、自己免疫肝炎、膠原病、慢性感染症など 
 +-ZTT低値 
 +胆汁うっ滞症、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群など。
  

  • 膠質反応 のバックアップ差分(No. All)
    • 現: 2012-07-13 (金) 15:11:16 kondo[3]