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尿ウロビリノーゲン の変更点 :: 医療 Wiki

illness:尿ウロビリノーゲン の変更点

  
現: 2011-05-23 (月) 16:45:22 seriza[3] ソース[4]
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 +#norelated
 +#contents
 +*ウロビリノーゲン [#c7abfdc7]
 +尿の黄色っぽい色はウロビリノーゲンによります。胆汁色素のビリルビンは、胆汁として腸管に分泌されると、分解されてウロビリノーゲンとなります。その一部が腸管から吸収され、肝臓で再びビリルビンに作り変えられますが、一部が尿に排泄されます。この尿中のウロビリノーゲンの量を調べる検査です。
 +-基準値
 +プラスマイナス(±)
 +**何がわかるのか [#z4346469]
 +肝臓病になると、肝臓で処理されるウロビリノーゲンが少なくなりますから、尿に出るウロビリノーゲンは正常の数十倍にも増加します。特に急性肝炎では、黄疸が出る前から尿中のウロビリノーゲンが多くなるので早期診断に役立ちます。
 +また、胆道の流れが悪くなると、ウロビリノーゲンの材料となる胆汁のビリルビンが減少するため、尿ウロビリノーゲンがマイナスとなります。
 +**どのような検査か [#nc65f298]
 +尿を試験紙につけて調べます。
 +
 +**検査を受ける時の注意 [#m97a952b]
 +採取する当日は食事や運動は控えます。尿の出始めと終わりは除いて、中ごろの中間尿をとります。朝一番の尿を用いることもあります。
 +
 +**検査結果の判定 [#l8c1da3d]
 +陽性の場合は肝臓病、陰性の場合は胆道閉塞が考えられます。
 +
 +**異常な場合に疑われる病気 [#sf49db77]
 +-陽性(+)
 +急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、溶血性黄疸など。
 +-陰性(-)
 +胆道閉塞、抗生物質の使用など。
  

  • 尿ウロビリノーゲン のバックアップ差分(No. All)