2: 2019-12-12 (木) 00:26:52 kondo |
現: 2019-12-12 (木) 12:25:24 kondo |
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| **分類 [#ef91d5f2] | | **分類 [#ef91d5f2] |
| + | -意義不明のM蛋白((M蛋白とは、均一な分子構造を持つ免疫グロブリン(抗体)のことです。))血症 |
| + | -無症候性骨髄腫 |
| + | -症候性骨髄腫 |
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| **症状 [#y50c372d] | | **症状 [#y50c372d] |
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| **病期 ステージ [#i82fd117] | | **病期 ステージ [#i82fd117] |
| + | 多発性骨髄腫では、血液検査で調べたアルブミン値とβ2ミクログロブリン値によって病期を判断します。 |
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| **合併症 [#iff7730d] | | **合併症 [#iff7730d] |
| + | 骨病変、高カルシウム血症、貧血、腎不全、感染症、神経障害、過粘稠度症候群など |
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| **薬 [#bc2002a8] | | **薬 [#bc2002a8] |
- | -(一般名:) | + | -ベルケイド注射用(一般名:ボルテゾミブ) |
| + | -レナデックス錠(一般名:デキサメタゾン) |
| + | -注射用エンドキサン(一般名:シクロホスファミド) |
| + | -ドキシル注(一般名:ドキソルビシン) |
| + | -アルケラン静注用(一般名:メルファラン) |
| + | -アルケラン錠(一般名:メルファラン) |
| + | -サレドカプセル(一般名:サリドマイド) |
| + | -プレドニン錠(一般名:ブレドニゾロン) |
| + | //-(一般名:) |
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| **治療法 [#n3494e9b] | | **治療法 [#n3494e9b] |
| + | ***移植を受ける人の治療法 [#ub29607f] |
| + | 2つか3つの抗がん剤を組み合わせた導入 療法の後、患者さん自身の末梢血造血幹細胞を採取し、大量薬物療法と自家末梢血造血幹細胞移植を組み合わせた治療を行います。 |
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| + | 標準治療として推奨される導入療法 には、(1)ボルテゾミブ+ デキサメタゾン (BD)、(2)BD+シクロホスファミド(BCD )、(3)BD+ドキソルビシン(PAD)などの併用療法があります。 |
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| + | 移植を受ける人は、導入療法を3~4コース行った後、白血球を増やす薬のG-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)を注射して末梢血より造血幹細胞を採取し凍結保存します。シクロホスファミドを併用する場合もあります。その後、点滴薬のメルファランを2日間大量投与し、投与2日目の翌々日に自家末梢血造血幹細胞移植を行って造血機能を回復させます。 |
| + | 腎障害が高度な場合などには、メルファランを3割減らして投与します。 |
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| + | ***移植を受けない人の治療法 [#y5283c8f] |
| + | 標準治療は、メルファラン+ブレドニゾロン+ボルテゾミブの3剤併用(MPB)療法や、メルファラン+ブレドニゾロン+サリドマイドの3剤併用(MPT)療法です。ボルテゾミブは皮下注射、あるいは静脈内投与します。 |
| + | 内服薬であるメルファラン、プレドニゾロン、サリドマイドは指示された日数服用します。MPB療法、MPT療法は、一般的に9コース行います。 |
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| **罹患した著名人 [#n773e1f2] | | **罹患した著名人 [#n773e1f2] |
| -宮川花子 夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」 | | -宮川花子 夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」 |