1: 2019-04-06 (土) 10:52:03 kondo |
現: 2019-04-06 (土) 11:28:40 kondo |
| -17α-水酸化酵素欠損症 | | -17α-水酸化酵素欠損症 |
| -3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ欠損症 | | -3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ欠損症 |
| + | --遅発型を示すものはリポイド過形成症、21水酸化酵素欠損症、11β-水酸化酵素欠損症でみられています。 |
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| その他の病気 | | その他の病気 |
| -P450オキシドレダクターゼ欠損症 | | -P450オキシドレダクターゼ欠損症 |
| ステロイド産生酵素の補酵素である。 | | ステロイド産生酵素の補酵素である。 |
| + | |
| **症状 [#sc5ad907] | | **症状 [#sc5ad907] |
| + | 先天性副腎過形成症では、コルチゾールとアルドステロンが不足することから、低血糖、食欲不振、易疲労 感、低血圧、塩喪失、循環障害、ショックなどがみられます。 |
| + | 電解質異常として低ナトリウム血症、高カリウム血症がみられます。またACTH過剰による症状として皮膚に黒色の色素沈着もみられます。 |
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| + | その他欠損する酵素の種類によりさまざまな外性器異常がみられますが、性ステロイド過剰による外性器異常として女児外性器の男性化(陰核肥大、共通泌尿生殖洞など)、逆に性ステロイド不足による異常として男児に尿道下裂、停留精巣や女性型の外性器などがみられます。 |
| + | |
| + | 男児のリポイド過形成症、3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ欠損症、17α-水酸化酵素欠損症では、性ステロイド不足が起こることから男児の外性器は女性化の異常を示します。女児の21水酸化酵素欠損症、11β-水酸化酵素欠損症では外性器の男性化の異常がみられます。 |
| + | |
| + | 新生児期から治療をうけていない場合には男女とも思春期早発症がみられることがあります。さらに女児の3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ欠損症では性ステロイドが増加することから外性器の男性化がみられます。 |
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| + | 女児の17α-水酸化酵素欠損症では女性ホルモンが不足することから二次性徴発達不全や無月経がみられます。 |
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| + | その他、鉱質コルチコイドのみが不足する欠損症では低血圧、塩喪失などの症状が主にみられます。 |
| + | その他11β-水酸化酵素欠損症では高血圧がみられます。 |
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| + | P450オキシドレダクターゼ欠損症では女児では出生時、外性器の 男性化が認められます。逆に男児には尿道下裂、停留精巣がおこります。また17α-水酸化酵素活性低下により性ホルモンが不足することから男子、女子においても二次性徴発達不全がおこります。さらに21-水酸化酵素活性低下によりコルチゾールが不足し副腎不全をおこすこともあります。 |
| + | またこの病気では頭蓋骨癒合症、橈骨上腕骨癒合症、大腿骨の彎曲、関節拘縮を伴うことがあります。 |
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| **原因 [#addd110c] | | **原因 [#addd110c] |
| + | 副腎酵素欠損症は、全てその責任酵素の遺伝子異常によることが明らかとなっています。 |
| + | |
| **診療科 [#eb73212b] | | **診療科 [#eb73212b] |
- | **検査 [#wfe0590c] | + | 小児科 腎臓内科 |
- | **診断 [#q9cc8972] | + | //**検査 [#wfe0590c] |
- | **病期 ステージ [#fb057917] | + | |
- | **合併症 [#c7e1cbf7] | + | //**診断 [#q9cc8972] |
| + | //**病期 ステージ [#fb057917] |
| + | //**合併症 [#c7e1cbf7] |
| **薬 [#u3006999] | | **薬 [#u3006999] |
| -(一般名:) | | -(一般名:) |
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| **治療法 [#q045937d] | | **治療法 [#q045937d] |
| + | **薬物療法 [#b996d7e9] |
| + | 身体に不足するステロイドホルモンを服用します。 |
| + | |
| + | 先天性副腎過形成症では、通常、不足しているコルチゾールを服用します。鉱質コルチコイドが不足している場合は、フロリネフを服用します。不足している量のステロイドホルモンを服用することで、過剰に分泌されているACTHを正常化して、ACTH過剰に伴った副腎性性ステロイド分泌、デオキシコルチコステロン分泌などを抑制し、男性化症状、高血圧、電化質異常を改善します。 |
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| + | 急性副腎不全の症状がある場合には、通常の量の薬の補充では状態を改善できませんので、点滴をして副腎皮質ホルモンの静脈内投与や電解質異常の正常化を行います。 |
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| //**罹患した著名人 | | //**罹患した著名人 |