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ティーエスワン配合カプセルT の変更点 :: 医療 Wiki

illness:ティーエスワン配合カプセルT の変更点

  
現: 2012-07-17 (火) 21:16:33 seriza[3] ソース[4]
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 +*テガフール(Tegafur) ギメラシル(Gimeracil) オテラシルカリウム(Oteracil potassium) [#tc7adaaa]
 +''代謝拮抗剤''
 +-ティーエスワン配合カプセルT (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
 +**作用と効果 [#r8cf1f63]
 +体内でフルオロウラシル(抗がん剤)に変換され、その濃度を上昇させ抗腫瘍効果を高め、消化器毒性(副作用)を軽減します。 通常、胃がん、結腸・直腸がん、頭頸部がん、非小細胞肺がん、手術不能または再発乳がん、膵がん、胆道がんの治療に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#z27e8944]
 +通常、成人は初回体表面積に合わせてテガフールとして1.25m2未満では40mg、1.25〜1.5m2未満では50mg、1.5m2以上では60mgを基準として1日2回朝食後と夕食後に28日間連続で服用し、その後14日間休みます。これを1クールとして繰り返しますが、状態により適宜増減されます。
 +増減量の段階は1回40mg、50mg、60mg、75mgとされており、1回75mgが限度、最低量は1回40mgとされています。
 +
 +この薬は1カプセル中にテガフールとして20mgを含んでいます。必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +フッ化ピリミジン系の薬と絶対に一緒に飲んではいけません。服薬状況や、からだの状態、気づいた症状をメモしておき、診察時に医師または薬剤師に見せましょう。
 +
 +飲み忘れた場合は、次の服用時間に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲む量や服用期間を変更しないでください。
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 +**副作用 [#k115251a]
 +主な副作用として、食欲不振、はきけ、嘔吐、下痢、体がだるい、口内炎、色素沈着、発疹、流涙などが報告されています。
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 +***稀な副作用 [#zf0b5621]
 +-骨髄抑制
 +出血が止まりにくい、体がだるい、発熱、のどの痛み
 +-重篤な肝障害
 +皮膚が黄色くなる、体がだるい、白目が黄色くなる、食欲不振
 +-重篤な腸炎
 +下痢、激しい腹痛
 +-間質性肺炎
 +息苦しい、発熱、から咳
 +-消化管潰瘍、消化管出血、消化管穿孔
 +血が混じった便、黒色便、血を吐く、腹痛
 +-皮膚粘膜眼症候群
 +ひどい口内炎、赤い発疹、まぶたや眼の充血
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 +**ジェネリック医薬品 [#wb618333]
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  • ティーエスワン配合カプセルT のバックアップ差分(No. All)