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オノアクト点滴静注用 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:オノアクト点滴静注用 の変更点

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5: 2021-11-08 (月) 16:33:14 kondo[4] ソース[5] 現: 2023-11-16 (木) 16:39:28 kondo[4] ソース[6]
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不整脈を整える薬です。 不整脈を整える薬です。
心臓に働いて心拍数が増えるのをおさえ、心臓の負担を少なくする作用があります。 心臓に働いて心拍数が増えるのをおさえ、心臓の負担を少なくする作用があります。
 + 成人
-手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置 -手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置
心房細動、心房粗動、洞性頻脈 心房細動、心房粗動、洞性頻脈
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-敗血症に伴う下記の頻脈性不整脈 -敗血症に伴う下記の頻脈性不整脈
心房細動、心房粗動、洞性頻脈 心房細動、心房粗動、洞性頻脈
 +
 + 小児
 +-心機能低下例における下記の頻脈性不整脈
 +上室頻拍、心房細動、心房粗動
**用法・用量 [#z4853f7e] **用法・用量 [#z4853f7e]
--手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置 + 
-心房細動、心房粗動、洞性頻脈+ 
 +-手術時の頻脈性不整脈に対する緊急処置
ランジオロール塩酸塩として、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。 ランジオロール塩酸塩として、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。
--手術後の循環動態監視下における下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置 +-手術後の循環動態監視下における頻脈性不整脈に対する緊急処置
-心房細動、心房粗動、洞性頻脈+
ランジオロール塩酸塩として、1分間0.06mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.02mg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。5~10分を目安に目標とする徐拍作用が得られない場合は、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。 ランジオロール塩酸塩として、1分間0.06mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.02mg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。5~10分を目安に目標とする徐拍作用が得られない場合は、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。
--心機能低下例における下記の頻脈性不整脈 +-成人及び小児の心機能低下例における頻脈性不整脈
-心房細動、心房粗動+
ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し1~10μg/kg/minの用量で適宜調節する。 ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し1~10μg/kg/minの用量で適宜調節する。
--生命に危険のある下記の不整脈で難治性かつ緊急を要する場合 +-生命に危険のある不整脈で難治性かつ緊急を要する場合
-心室細動、血行動態不安定な心室頻拍+
ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し1~10μg/kg/minの用量で適宜調節する。なお、心室細動又は血行動態不安定な心室頻拍が再発し本剤投与が必要な場合には、心拍数、血圧を測定し最大40μg/kg/minまで増量できる。 ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し1~10μg/kg/minの用量で適宜調節する。なお、心室細動又は血行動態不安定な心室頻拍が再発し本剤投与が必要な場合には、心拍数、血圧を測定し最大40μg/kg/minまで増量できる。
--敗血症に伴う下記の頻脈性不整脈 +-敗血症に伴う頻脈性不整脈
-心房細動、心房粗動、洞性頻脈〉+
ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し、維持量は適宜増減する。ただし、最大用量は20μg/kg/minを超えないこと。 ランジオロール塩酸塩として、1μg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。投与中は心拍数、血圧を測定し、維持量は適宜増減する。ただし、最大用量は20μg/kg/minを超えないこと。
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