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アラノンジー静注用 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:アラノンジー静注用 の変更点

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1: 2016-04-06 (水) 14:00:10 kondo[4] ソース[5] 現: 2020-04-01 (水) 15:03:15 kondo[4] ソース[6]
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体内で悪性化した増殖細胞に取り込まれ、悪性細胞を細胞死させます。 体内で悪性化した増殖細胞に取り込まれ、悪性細胞を細胞死させます。
通常、T細胞急性リンパ性白血病やT細胞リンパ芽球性リンパ腫の治療に用いられます。 通常、T細胞急性リンパ性白血病やT細胞リンパ芽球性リンパ腫の治療に用いられます。
 +
 +-再発又は難治性の下記疾患
 +--T細胞急性リンパ性白血病
 +--T細胞リンパ芽球性リンパ腫
**用法・用量 [#j1aad32f] **用法・用量 [#j1aad32f]
-成人 -成人
-通常、1日1回2時間以上かけて1、3、5日目に静脈内に注射します。その後、16日間休薬します。+通常、成人には、ネララビンとして1500mg/m2(体表面積)を1日1回2時間以上かけて点滴静注する。これを1、3、5日目に投与し、その後16日間休薬する。21日間を1クールとして、繰り返す。
-小児 -小児
-通常、1日1回1時間以上かけて5日間連日静脈内に注射します。その後、16日間休薬します。 +通常、小児には、ネララビンとして650mg/m2(体表面積)を1日1回1時間以上かけて点滴静注する。これを5日間連日投与し、その後16日間休薬する。21日間を1クールとして、繰り返す。
-いずれも21日間を1クールとして繰り返します。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。+
**生活上の注意 [#l7f4ad24] **生活上の注意 [#l7f4ad24]
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-***稀な副作用 [#wa33fa31]+***重大な副作用 [#wa33fa31] 
 +-神経系障害 
 +傾眠(23%)、末梢性ニューロパシー(感覚性及び運動性)(21%)、感覚減退(17%)、錯感覚(15%)及びてんかん様発作(痙攣、大発作痙攣、てんかん重積状態を含む)があらわれることがある。また、脱髄、ギラン・バレー症候群に類似した上行性の末梢性ニューロパシー、進行性多巣性白質脳症、あるいは致死的なてんかん重積状態も報告されている。 
 +-血液障害 
 +貧血(99%)、血小板減少症(86%)、好中球減少症(81%)、発熱性好中球減少症(12%)及び白血球減少症(3%)があらわれることがある。 
 +-錯乱状態 
 +-感染症 
 +敗血症、菌血症、肺炎、真菌感染等の感染症(39%)があらわれることがある。
-腫瘍崩壊症候群 -腫瘍崩壊症候群
-脇腹の痛み、血尿+高尿酸血症等を伴うことがある
-横紋筋融解症 -横紋筋融解症
-手足の筋肉の痛み、しびれ、脱力感+筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇 等
-劇症肝炎、肝機能障害、黄疸 -劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
-全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などが黄色くなる +劇症肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)上昇等を伴う肝機能障害(9%)、黄疸(頻度不明)があらわれることがある。 
--神経系障害 + 
-眠くなる、四肢のしびれ、運動障害 +***その他の副作用 [#rf115675] 
--血液障害 +|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):50%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):10~50%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| 
-息切れ、めまい、出血+//|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-| 
 +//|肝臓|-|-|-|-| 
 +//|肝胆道系|-|-|-|-| 
 +//|腎臓|-|-|-|-| 
 +//|泌尿器|-|-|-|-| 
 +//|生殖系及び乳房|-|-|-|-| 
 +//|精神神経系|-|-|-|-| 
 +//|精神系|-|-|-|-| 
 +|神経系|-|めまい、頭痛|振戦、運動失調、健忘、味覚異常、平衡障害|-| 
 +//|感覚器|-|-|-|-| 
 +|眼|-|-|霧視|-| 
 +//|耳|-|-|-|-| 
 +//|鼻腔|-|-|-|-| 
 +//|錐体外路症状|-|-|-|-| 
 +//|循環器・心臓|-|-|-|-| 
 +//|血管|-|-|-|-| 
 +|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|胸水、呼吸困難、咳嗽|喘鳴|-| 
 +|消化器|-|下痢、悪心、嘔吐、便秘|食欲不振、口内炎、腹痛|-| 
 +|皮膚・皮下組織系|-|-|発疹、紅斑|-| 
 +//|過敏症|-|-|-|-| 
 +//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| 
 +//|免疫系|-|-|-|-| 
 +//|代謝及び栄養|-|-|-|-| 
 +//|体液・電解質|-|-|-|-| 
 +//|内分泌|-|-|-|-| 
 +|筋骨格系及び結合組織障害|-|筋痛|筋力低下、関節痛、背部痛、四肢痛|-| 
 +|全身|-|浮腫、末梢性浮腫、疼痛、発熱、疲労、無力症|歩行異常|-| 
 +//|投与部位|-|-|-|-| 
 +//|適用部位|-|-|-|-| 
 +//|感染症|-|-|-|-| 
 +//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| 
 +//|抵抗機構|-|-|-|-| 
 +|その他|-|-|低カリウム血症、低血糖症、低カルシウム血症、低マグネシウム血症、血中クレアチニン増加、低血圧|心室頻拍| 
 +//|臨床検査|-|-|-|-|
**ジェネリック医薬品 [#he4bd97a] **ジェネリック医薬品 [#he4bd97a]
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