ページへ戻る

− Links

 印刷 

アブラキサン点滴静注用 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:アブラキサン点滴静注用 の変更点

« Prev[3]  
3: 2019-03-09 (土) 09:42:44 kondo[4] ソース[5] 現: 2022-03-25 (金) 13:19:08 kondo[4] ソース[6]
Line 3: Line 3:
*パクリタキセル注射剤 [#zebd03f3] *パクリタキセル注射剤 [#zebd03f3]
''抗悪性腫瘍剤 '' ''抗悪性腫瘍剤 ''
--アブラキサン点滴静注用 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)+-アブラキサン点滴静注用 (製薬会社:製造販売元 大鵬薬品工業株式会社/提携先 Abraxis BioScience)
**作用と効果 [#m8583ccf] **作用と効果 [#m8583ccf]
有効成分であるパクリタキセルは、微小管蛋白重合を促進し脱重合を防ぐことで抗腫瘍効果を発揮するタキサン系薬剤です。 有効成分であるパクリタキセルは、微小管蛋白重合を促進し脱重合を防ぐことで抗腫瘍効果を発揮するタキサン系薬剤です。
 +-乳癌
 +-胃癌
 +-非小細胞肺癌
 +-治癒切除不能な膵癌
**用法・用量 [#pbfff019] **用法・用量 [#pbfff019]
-乳癌、胃癌にはA法を使用し、非小細胞肺癌にはB法を使用する。+乳癌にはA法又はE法を、胃癌にはA法又はD法を、非小細胞肺癌にはB法を、治癒切除不能な膵癌にはC法を使用する。
-A法 -A法
-通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回260mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも20日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。+通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回260mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも20日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。 
 +なお、患者の状態により適宜減量する。
-B法 -B法
-通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回 +通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週間連続し、これを1コースとして、投与を繰り返す。 
-投与を3週間連続し、これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。+なお、患者の状態により適宜減量する。 
 +-C法 
 +ゲムシタビンとの併用において、通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回125mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週間連続し、4週目は休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。 
 +なお、患者の状態により適宜減量する。 
 +-D法 
 +通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週間連続し、4週目は休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。 
 +なお、患者の状態により適宜減量する。 
 +-E法 
 +他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を30分かけて点滴静注し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週間連続し、4週目は休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。 
 +なお、患者の状態により適宜減量する。 
 + 
 + 
 + 
 + 
 + 
 + 
**生活上の注意 [#r807411d] **生活上の注意 [#r807411d]
« Prev[3]