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デプロメール錠 のバックアップソース(No.3) :: 医療 Wiki

illness:デプロメール錠 のバックアップソース(No.3)

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#norelated
#contents
*フルボキサミンマレイン酸塩 (Fluvoxamine maleate) [#l800c193]
''選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)''
-デプロメール錠 (製薬会社:Meiji Seika ファルマ株式会社)

**作用と効果 [#xe01dbeb]
脳内のセロトニン取り込みを阻害することにより、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分を和らげます。通常、うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害の治療に用いられます。

-小児の場合
強迫性障害に用いられます。
**用法・用量 [#j685f615]
通常、成人は1日2錠(主成分として50mg)を初期用量とし、1日6錠(150mg)まで増量され、1日2回に分けて服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状に応じて適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。十分な水で、かまずに飲んでください。かみ砕くと苦みがあり舌がしびれることがあります。

-成人の場合
通常、成人には、フルボキサミンマレイン酸塩として、1日50mgを初期用量とし、1日150mgまで増量し、1日2回に分割して経口投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。

-小児の場合
通常、8歳以上の小児には、フルボキサミンマレイン酸塩として、1日1回25mgの就寝前経口投与から開始する。その後1週間以上の間隔をあけて1日50mgを1日2回朝及び就寝前に経口投与する。
年齢・症状に応じて1日150mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として25mgずつ行うこと。




**副作用 [#i8c5f2f1]

-うつ病・うつ状態、強迫性障害
主なものは、嘔気・悪心、眠気、口渇、便秘、倦怠感 等
腹痛、食欲不振、頭痛
-社会不安障害
主なものは、眠気、嘔気・悪心、倦怠感、腹痛、口渇 等
便秘、不眠、下痢
-強迫性障害(小児)
主なものは、嘔気・悪心、眠気、食欲不振

***重大な副作用 [#f7a9f43a]
-痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想
けいれん、軽い意識障害、考えがまとまらない
-意識障害
意識がうすれる、意識がなくなる
-ショック、アナフィラキシー様症状
急に顔色が青白くなる、冷汗、呼吸困難
-セロトニン症候群
不安、興奮
錯乱、発熱、ミオクロヌス、振戦、協調異常、発汗 等
-悪性症候群
急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗 等
-白血球減少、血小板減少
-肝機能障害、黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、総ビリルビン等の著しい上昇
-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム増加、高張尿、意識障害等
-

***その他の副作用 [#s0a3bdad]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~0.5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|白血球減少、ヘモグロビン減少、血清鉄低下、貧血|血清鉄上昇、紫斑・胃腸出血・斑状出血等の異常出血|-|
|肝臓|-|AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、AI-P上昇等の肝機能障害|-|-|
|肝胆道系|||||
|腎臓|||||
|泌尿器|-|排尿困難、排尿障害、尿蛋白陽性|頻尿、乏尿、BUN上昇、尿閉|尿失禁|
|生殖系及び乳房|||||
|精神・神経系|眠気|めまい・ふらつき・立ちくらみ、振戦・アカシジア様症状・顎の不随意運動・開口障害・頬筋の痙攣等の錐体外路障害、頭痛、不眠、頭がボーっとする、集中力低下、あくび、抑うつ感、焦燥感、不安感、躁転、気分高揚、言語障害、しびれ、異常感覚・冷感、性欲障害|ぼんやり、記憶減退、動作緩慢、圧迫感、神経過敏、舌麻痺、運動失調、知覚異常|激越|
|神経系|||||
|感覚器|||||
|眼|||||
|耳|||||
|循環器 心臓|-|動悸、血圧上昇|頻脈、低血圧、起立性低血圧、徐脈|-|
|血管|||||
|呼吸器|||||
|消化器|嘔気・悪心|口渇、便秘、嘔吐、下痢、腹痛、腹部膨満感、食欲不振、消化不良|空腹感、口腔内粘膜腫脹|-|
|皮膚・皮下組織系|||||
|過敏症|-|発疹、そう痒感|蕁麻疹、湿疹|光線過敏性反応|
|下垂体・副腎皮質系|||||
|免疫系|||||
|代謝及び栄養|||||
|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|||||
|全身|||||
|感染症|||||
|投与部位|||||
|抵抗機構|||||
|その他|-|倦怠感、脱力感、胸痛、熱感、ほてり、発汗、耳鳴、CK(CPK)上昇、勃起障害・射精障害等の性機能異常|上肢の虚脱、息切れ、灼熱感、視調節障害、眼痛、眼圧迫感、眼がチカチカする、鼻閉、苦味、歯がカチカチする、体重増加、脱毛、乳汁漏出、月経異常、関節痛、筋肉痛、浮腫、発熱、しゃっくり、味覚異常|高プロラクチン血症、散瞳、緑内障|
|血清電解質|-|-|血清カリウム上昇、血清カリウム低下、血中ナトリウム低下|低ナトリウム血症|
|臨床検査|||||

**ジェネリック医薬品 [#i90391f7]
-フルボキサミンマレイン酸塩錠 (製薬会社:ニプロファーマ株式会社)
-フルボキサミンマレイン酸塩錠 (製薬会社:辰巳化学株式会社)


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