TRAb
TSHレセプター抗体は、甲状腺のTSHレセプター(受容体)に対する自己抗体です。
TSHが甲状腺のTSHレセプターに結合するのを阻害する一連の抗体を指します。
TSHレセプター抗体は、さまざまな作用があり、甲状腺を刺激する抗体やTSH作用を阻害する抗体などがあります。
何がわかるのか
甲状腺機能亢進時のバセドウ病の鑑別にきわめて有用な検査です。
どのような検査か
血液を採取して測定します。
検査を受ける時の注意
検査結果の判定
バセドウ病の場合は、他の甲状腺の病気と比べて、TSH受容体抗体(TRAb)で陽性になる可能性が非常に高いため、TSH受容体抗体検査で陽性反応があった場合にはバセドウ病の診断がくだされています。
異常があったらどうするか
異常な場合に疑われる病気