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PSP試験 :: 医療 Wiki

illness:PSP試験

ページ内コンテンツ
  • フェノールスルホンフタレイン
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

フェノール[1]スルホンフタレイン anchor.png[2]

PSPは、フェノール[1]スルホンフタレインと呼ばれる色素です。腎臓は血液内に入った異物を尿に排泄する働きがありますから、PSPを血管内に注射して、それを一定時間内にどれだけ排泄できるかをみることで、腎臓の機能を調べることが出来ます。

  • 基準値
    15分値 25%以上
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何がわかるのか anchor.png[3]

PSPは、血管内に入っても変化することはなく、ほとんど尿細管から排泄されますから、尿細管に異常があると排泄が低下します。そのため、この検査では尿細管の機能を調べることが出来ます。

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どのような検査か anchor.png[4]

PSPという赤い色素の溶液を静脈に注射して、15分後、30分後、60分後、120分後に尿をとります。そして、注射した赤い色素の何%が尿中に排泄されたかを調べます。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[5]

指示に従って検査を受けて下さい。特に苦痛はありません。

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検査結果の判定 anchor.png[6]

15分値が最も重要で、25%未満であれば、腎臓の機能に何らかの障害があると考えられます。正常なら15分後には25~50%、120分後には55%以上が排泄されます。高齢者は30分値で判定することもあります。

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異常な場合に疑われる病気[7] anchor.png[8]

急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群[9]、腎硬化症、尿毒症など。


Last-modified: 2011-06-01 (水) 19:18:08 (JST) (4719d) by seriza