ページへ戻る

− Links

 印刷 

IgE検査 :: 医療 Wiki

illness:IgE検査

ページ内コンテンツ
  • IgE検査
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

IgE検査 anchor.png[1]

体外から入ってきた異物(抗原)に対抗してつくられる抗体は、グロブリンというタンパク質で生成されていて、免疫グロブリン[2]と呼ばれます。
免疫グロブリン[2]にはいくつかの種類があり、そのうちアレルギー病を引き起こすのはIgEです。IgEが体内でできやすい素因を持った人がいますが、これをアレルギー素因またはアトピー素因といいます。
IgEは肥満細胞(マストセル)の表面に付着しているため、原因物質(アレルゲン)が入ってくると、そこで抗原抗体反応を起こします。
そうすると、肥満細胞の中にあるヒスタミン[3]などの化学物質が血液中に出てきて、血管の透過性が高まって血液中の水分が漏れ出したり、平滑筋が収縮して気道が狭くなったり、分泌腺の亢進で鼻水がでたり、、好酸球の増加などが起こり、アレルギー症状が出てきます。

  • 基準値
    250IU/ml以下
Page Top

何がわかるのか anchor.png[4]

血清中に基準値以上のIgEが含まれていれば、アレルギー病であることがわかります。また、その量によって、病気[5]の経過や治療効果の判定が行われます。
寄生虫症でもIgEが増加します。

Page Top

どのような検査か anchor.png[6]

血液を採取して酵素免疫測定法(EIA)などで検出します。

Page Top

検査を受ける時の注意 anchor.png[7]

食事などの制限は特にありません。

Page Top

検査結果の判定 anchor.png[8]

IgEが基準値を超えていればアレルギー病であることがわかります。病気[5]の経過が長いときや病状が重いときは量が多くなります。

Page Top

異常な場合に疑われる病気[5] anchor.png[9]


Last-modified: 2011-06-14 (火) 15:39:50 (JST) (4701d) by seriza