膝靭帯損傷とは、スポーツなどによって膝の靭帯に損傷を負うことです。
膝靭帯損傷は、急速にストップやターンを繰り返すスポーツや衝突の激しいスポーツなどを行うときなどに起こります。
膝靭帯損傷は、膝に大きな力が加わったときに起こります。
例えば、サッカー、ラグビー、バレー、バスケットボール、スキーなどのスポーツを行うときや、交通事故に遭ったときなどに起こります。
整形外科
サポーターを装着しながら、可能な範囲で膝を動かし、徐々に動かせる範囲を広げていきます。
同時に圧迫包帯、氷冷、抗炎症薬などを使いながら、膝の腫れや痛みをコントロールしていきます。治療の初期ではギプス固定を行うこともあります。
内側側副靭帯損傷は、多くの場合保存療法を行うことで治癒すると考えられます。
後十字靭帯を単独で損傷したときには、スポーツ活動に支障がない場合もあり、まず保存療法を試みるようにします。
外側側副靭帯損傷でも完全に靭帯が断裂していない場合には早期からの可動域訓練、体重負荷、保護装具使用、筋力強化などの保存療法を行います。
手術を行うことで靭帯を修復、あるいは再建させます。
前十字靭帯損傷は保存療法では治癒が困難なものもあり、手術を選択することが多くなります。
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