概要
膝靭帯損傷とは、スポーツなどによって膝の靭帯に損傷を負うことです。
膝靭帯損傷は、急速にストップやターンを繰り返すスポーツや衝突の激しいスポーツなどを行うときなどに起こります。
分類
- 内側側副靭帯(MCL)損傷
膝の外側から力が加わったとき - 外側側副靭帯(LCL)損傷
膝の内側から力が加わったとき - 前十字靭帯(ACL)損傷
膝の骨の上端(脛骨上端)の前内方へ力が加わったとき - 後十字靭帯(PCL)損傷
膝の骨の上端(脛骨上端)の後方へ力が加わったとき
原因
膝靭帯損傷は、膝に大きな力が加わったときに起こります。
例えば、サッカー、ラグビー、バレー、バスケットボール、スキーなどのスポーツを行うときや、交通事故に遭ったときなどに起こります。
- スポーツの最中、膝の靭帯を損傷する可能性がある状態
- 選手同士で体が接触する。(相手選手による前方からのスライディングタックルなど)
- 体をひねる動作をする。
- 急な方向転換をする。
- 足を地面に固定したまま、膝に力が加わる、過度に膝を伸展する。
- 足が底屈した状態で、曲げた膝を下にして転倒する。
検査
- 問診
どのような場面で、膝にどのような方向から力が加わったのかを明らかにすることで、どの靭帯を損傷したのかを推測します。
- 膝を動かして損傷を確認する検査(Lachmanテスト、pivot shiftテスト、後方引き出しテスト、内反安定性テストなど)
膝の動きや安定性などをみることで、損傷の部位を判断します。
- 画像検査
単純X線検査やMRIを行うこともあります。画像検査では骨折、骨片剥離、半月(板)損傷合、そのほかの靭帯損傷を合併しているかどうかの確認をします。
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初版日時: 2019-05-08 (水) 22:47:04
最終更新: 2019-05-08 (水) 23:30:59 (JST) (1808d) by kondo
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